ダイエットに「魔法」なし
既に何度も綴っておりますが、わたくし、レコーディングダイエットとコアリズムの併用で、1年かけて20kgのダイエットに成功しました。そして、いまのところ落ちた体重をキープして9か月目に突入しております。
前ほどではなくなりましたが、やはり依然として「どうやって痩せたんですか?」と聞いてくるかたが結構いらっしゃいます。
聞かれると、私は割と丁寧にやったことを説明します。そうすると、過去聞いてきたほとんどの人が、「あー、それは面倒くさいですね。私には無理です。」といった感じのリアクションを返してきます。
そういった返事をもらうたびに、私はむなしくなります。そして思います。
「この人たち、楽して痩せられる魔法でもあると思っているのかな?」
と。
世にあるダイエット本をみると、「1日xx分xxするだけで痩せられる」とか、「毎日xxを食べれば痩せられる」とかうたっていますが、そんなの私にしてみたら、本を売るための特定部分だけピックアップした宣伝文句。
それらだけをやっても確かに効果はあるのだと思います。”一時的には”。
けど、一度痩せて、リバウンドしにくいところまで持っていこうとおもったら、地道に時間をかけるしかありません。
前にも書いたような気がしますが、「楽して」「短期間に」痩せた場合、リバウンドする危険性は非常に高いです。
体に無理させて痩せているからです。人間の体は、一定の状態を保とうという性質(ホメオスタシス)がありますので、時間をかけて体を説得しないといけないのです。
レコーディングダイエットは、そういった短期決戦ではなく、中長期的なビジョンをたてることができる、たいへん理にかなった方法です。比較的、さまざまなダイエットよりも気楽にできるものじゃないのかなと私は思っています。
だから、私にとっては肉体的に苦痛でもないレコーディングを行うことですら面倒だという人は、もはや最初から「私は本気で痩せる気はありません」と言っているのと同じに聞こえるのです。
どんなダイエット法でも、最終的には適度なカロリー摂取と適度な運動に帰結します。その中のエッセンスとして、「xxを食べると効果がある」とか「1日xxをxx分するだけで効果がある」ってことになるのだと私は思います。
つまるところ、
体についた余計な脂肪 = 心についた余計な脂肪
なのです。やせるということは、この心についた脂肪も取り払う作業に他ならないのです。
う〜む、今日はやや哲学的。
#日々感謝 m(_ _)m