私とCCIEその4（現在の心境）
さて、「私とCCIE」シリーズ、今回で最終回です。
私、このブログを開始した当初を読んで頂いた方はご存知だと思うのですが、実はCCIE Securityにも挑戦しました。
当然ながら、これまでと同様の時間をかけて勉強と練習を繰り返しました。
しかしながら、結果としてはSecurityは合格できていません。
合格していないTrackということもありますので、途中過程については申し訳ありませんが書く事ができません。（このブログを開始した当初は、Securityトラックを受けている最中だったので、そのころの様子がある程度書いてあります。よろしければそちらをご覧ください。）
そして、私の中では結論を出しています。Securityへの挑戦は終わった、と。
せっかく3つも持っているのにもったいない、がんばればいいじゃないか、というご指摘を頂くこともあります。確かに私もかなり悩みました。継続して受け続けるかどうか。
これまでにも触れた通り、CCIEへの挑戦というのは様々な犠牲を伴います。それが自分に対するものだけならまだ良いのですが、確実に周囲の人も巻き込んでしまいます。職場の人達、そして何より家族を巻き込みます。当然ながら経済的な負担も発生します。なんせ１回の試験代は半端じゃないですし、海外での受験ともなるとおそろしいことになりますからね。
齢を重ねるにつれ、CCIEに取り組めば取り組むほど周囲の負担の度合いが大きく。そのことに疑問を感じたのです。
「今、この段階でその挑戦は本当に必要か？この瞬間の子供達、家族と接する時間を（ただでさえ仕事で少なくなっているのに）削って本当に人生として正解なのか？」
と。
以前、ツイッターでつぶやいたことがあるのですが、
人生はバランスが重要だと思っています。とは言いながらその時その時で注力しなければならない事というものが違うと思うのです。40代を迎えた今、お前は10年後どうなっていたいんだ？それを達成するために4つ目のCCIEを追いかける事が今大事な事なのか？
年齢、自分のキャリアプラン、家族、職場環境と立場の変化、経済状況・・・
そして、CCIEを追いかけることが今段階で重要ではないと結論つけたのです。そういう意味で、Securityは自分にとっては縁がなかったんだなあ。
しかし、挑戦を通じて培った勉強は全く無駄ではありません。すべてが私の糧となってくれました。
まあ、この先必要になったらまたCCIEへの挑戦を復活させるかもしれません。「CCIE」への挑戦を完全にやめたと言っている訳ではないですからね。今この段階で時間を割く最重要課題ではなくなったということです。
「ぐだぐだ書いてるけど、お前、要は逃げたんだろ。」と言われれば、そう受け取られても仕方ありません。
どうとられようと自分の人生を決めるのは自分。この選択を信じて今は突き進んでいます。
という事で４回にわたって書いてきた「私とCCIE」。最後は精神論みたいな話になってしまいましたね。
最後までおつきあい頂き、本当にありがとうございました。
#あとで私のCCIEの盾の写真でもupしましょうかね。。すいません、写真とったら貼付けます。
#日々感謝 m(_ _)m
