憤怒/虚無感
政府は、日韓併合100年に当たっての首相談話を閣議決定した。
Yahooニュースの記事を引用させて頂くと、
「談話は1995年の「村山首相談話」を踏襲し、「植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、改めて痛切な反省と心からのおわび」を表明するとともに、「これからの100年を見据え、未来志向の日韓関係を構築していく」と強調。朝鮮王朝の主要行事を絵や文章で記録した古文書で、日韓併合後に日本に渡ったとされる「朝鮮王朝儀軌(ぎき)」を引き渡す方針も明らかにした。」
今回ばかりは、本当にびっくりした。
「むかしむかし、自分の国の先輩達が、他の国を自分の国に併合しました。その国はそれまで極めて脆弱だったインフラを整備し、短期間で奇跡的な近代化をなしとげました。自分の国の先輩達は、いろんな意見はあれど、結局国民の総意として戦争に突入していきました。やがて戦争が終わりました。他国は私たちの国から独立し、私たちの先輩は金額的な補償も行い、先輩達が投資したたくさんのものを放棄し、お互いの国で正式に、今後金額うんぬんはお互いに言わないと取り交わしをし、既に過去の総理大臣がお詫びをしました。そして時は流れ、100年という長ーい月日がたちました。」
私たちは、国と国との間で決着したこんな昔のことを自分たちからわざわざ蒸し返してまだ謝らないといけないのですか?
どうして?この謝罪は、私たちの子供たちにどんな明るい未来を与えてくれるの?子供たちに何を負わせたいの?いつまでぼくたちの子供にあやまり続けさせるの?
永遠に終わらないじゃん。ずっとこっちが下手でいたら、お互いに新しい関係なんて築けないじゃん。
インターネット上では「日本解体をもくろむ政府」とか、いろいろ言われているけど、心の奥ではさすがにそこまで馬鹿じゃないだろうと思っていた。
けど、けど、
本当に馬鹿かも、って思った。
あなたたちにとって「国家」ってなに?
あなたたちにとって「国民」ってなに?
最後に、たちあがれ日本の平沼代表が、抗議声名を出されています。
まさに、こういうことが言いたかったのです。
今回の談話が、両国を明るい方向へ進めるきっかけとならんことを。決して、不幸な方向へ進めるきっかけとならないことを切に祈ります。
#日々感謝 m(_ _)m