「スペースバトルシップヤマト」を観て来た(少し追記しました)
観てきました。率直に言いまして、予想以上にすばらしい作品でした!
まず驚いたのが宇宙空間での戦闘シーン。冒頭からガミラスとの戦闘が繰り広げられるのですが、その迫力とリアルさに鳥肌が立ちました。
「うぉ、すごい!」
つい、つぶやいてしまいました。
そして、ヤマトが本当にかっこいい!本当にリアルです。めちゃめちゃ模型が欲しくなりました。このVFXは世界のどこに出してもひけをとらない素晴らしい仕上がりになっていると思います。
乗組員の戦闘服もアニメと同じデザインを再現」していて、アニメの宇宙戦艦ヤマトの世界観を崩していません。
キャストは全員日本人でした。この手の作品って、日本語ではなじまなかったり、外国人じゃないとハマらなかったりするのですが、全然違和感がありませんでした。やはり原作でなれているのでしょうか。
古代進役は木村拓哉さんです。彼の作品共通の感想になるのですが、なんといいますか、
というより、
「木村拓哉がヤマトの世界の中にいる」
という感じでした。彼の存在感のものすごさを改めて感じます。
これは賛否両論あると思いますが、この作品においては私は違和感を感じることはありませんでした。
あまり作品の中身について書きすぎるとネタバレになるので控えますが、一番アニメのキャラクタとぴったりだなと思ったのは真田志郎を演じた柳葉 敏郎さんでした。これはイメージとおりだったなー!沖田艦長を演じられた山崎努さんも良かったなー。
アニメの沖田艦長と真田さんはこんな感じです。
森雪役を演じる黒木メイサさんもとっても奇麗で、すばらしかったです。けど、映画ではブラックタイガー隊のパイロットなんですよね。そこは原作と違うところですが、全然違和感ありませんでした。
ストーリーも原作を壊すほど変更はされていないと思うし、とにかく最初から最後まで見入ってしまいました。
まあ、ヤマトがアニメのときからもともと抱えている技術的・科学的な???はありますけどね。例えば・・
- 宇宙空間だけどみんな床に立っている。なぜフワフワしない??
- 太陽系を離れるとき、全乗組員が地球とテレビ電話で会話できるが、そもそも光の速度でも5時間ほどかかるけどリアルタイムに会話できている??
などなど。。
けど、いいんです!ヤマトだから。
ひとつだけ不満な点がありました。それはエンディング曲です。スティーヴン・タイラーの「LOVE LIVES」という曲らしいのですが、なぜ??全編日本人キャストできて、日本語で展開された映画なのに、最後だけなんで英語の曲なの?これじゃあ、アルマゲドンの二番煎じみたいになってしまうじゃないか!非常に不満です。
また、曲調が映画と合っていない。最後は、「まっかなスカーフ」とは言わないけど、もうちと考えてくれても良かったのに。残念だったなぁ。
最後に総括。この作品は、私の中ではここ近年の中でも一番じゃないかと思っています。本当にすばらしい作品でした。観るのであれば、DVDではなく、映画館で観る事を強くお奨めします。
いやー、良かったぁ〜
#日々感謝 m(_ _)m