YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

2010年を振り返ってみる(少し追記しました)

いやはや、本当に1年は早いものです。既に仕事納めでお休みに入ったような人もおられるようですが、わたくしは30日まできっちり働きます。ええ、働きますとも。


来週末には実家へ帰省するということもあり、1年を総括できる時間を考えたら今しかないなー、と思いまして、なんとなくこの1年を世間の出来事や個人的なこと関係なく、だらだらと振り返ってみたいと思います。


世の中の動きとして、私の中でもっとも印象の強かったのはやはりなんと言っても「尖閣諸島問題」だったと思います。

日本人がある種タブーとして議論を封印してきた「領土/領海/領空とは何か」を真剣に考えるきっかけになったと思います。これまで私たちは、「他の国とは仲良くしていかなければならない」「仲良くすることで世界は良くなっていく」と小さい頃から学校の教育を通じて、あるいはメディアを通じて、ある種「洗脳」されてきていたのではないかと思います。

仲良くすることは決して悪い事ではありません。個人レベルでは正しいのだと思います。ただ、国家間での付き合いという意味ではその考えだけでは全くだめだということがこの尖閣諸島問題を通じてよくわかったと思います。どれだけ日本が高い理念を持って資金援助しようと、「きっと思いは伝わる」なんて考えは他国には通用しないのです。外交にあるのは「国益の確保」のみ。国家レベルの外交と、民間の付き合いを混同してはいけないということを認識させてくれた大きな、大きな事件でした。

そして、今年にはいって特に、東アジアは極めて不安定な状態になったということが言えます。韓国と北朝鮮の緊張状態、中国の空母建設による海軍増強や、尖閣諸島、韓国領海でも漁船拿捕問題がおきたりなど、隣接国への進出、北方領土へのロシア大統領訪問などなど。

戦後に生まれた私たちは平和な状態というものが当たり前と思って生きてきました。だから来年以降のアジアの不安定な局面に対応するためには、」これまで封印してきた様々な議論を開始しなければならないのではないかと思います。
例えば、「憲法改正」、「沖縄米軍基地の移転、自衛隊の駐留(これは既に始まっているとも言えるか?)」、「核兵器の持ち込み/保持/開発/現状維持を含めた議論」「北朝鮮が崩壊した際の自衛隊派遣による拉致被害者救出」などです。情勢がこれまでとは大きく変わる中、今から議論し、準備しなければいけないことばかりです。

もうこれは今の政治家全員で取り組んでいかないといけない事案ばかりだと思います。与党とか野党とか関係ありません。また、政治家だけに任せていてはいけません。国民全体で盛り上げていかないといけないと思います。


う、このことだけでずいぶん書いてしまった。。


次に、ツイッターという新しいコミュニケーション媒体による既存メディアの凋落の始まりを強く感じました。既存のメディア、特にテレビのニュースというものはいかに自分達に都合の良いことしか報道してこなかったか、ということがツイッターを通じて感じられました。インターネットやツイッターでは普通に議論されていることがテレビでは一切取り上げられない。特にメディア自身の既得権益に関連する内容、「記者クラブ問題」、「クロスメディア問題」、「官房機密費のその後」など。


少なくとも、テレビで報じている内容を鵜呑みにすることはなくなりました。特にコメンテーターと呼ばれる人達の言葉は「それ、本当か?」「何言ってるの?」と思えるようになりました。




芸能関係で一番印象に残ったのは、「ナイナイ岡村さんの長期休暇/復活」です。

めちゃイケのフェニックス企画には泣けました。同年代の彼が陥ったあの状況(病名は公表されてませんが、おそらく鬱病だったのだろうと想像しています)は、誰でもそうなる可能性があります。もっと長期間復帰できないのではと思っていただけに、彼が見事な復活を果たしてくれたことは本当に勇気づけられました。

また、めちゃイケのスタッフやメンバーのあたたかさが番組を通じて伝わってきました。いい仲間だなぁ、と。それは、結局そこまで岡村さんが愚直にがんばってこられたことを皆がわかっているからこそ出来上がった信頼関係なんだろうなあと思います。

一生懸命コツコツと取り組む姿は、口にしなくても必ず周りは見ています。そしてそれは必ず大なり小なり周りに影響を与えています。評価されています。(会社の評価とか給料には必ずしもつながる訳ではありませんけどねw)

そう考えると、この一年間、自分は何かに対して一生懸命取り組んだものがあったか?というと無かったように思います。三十代はそれが「CCIEの取得」だったと思います。今年はどちらかというと、そこまで貯めてきた貯金を使って活動してきたような感覚です。

そう、自分がなんとなくこの一年間モヤモヤとしていたのはそこなのです。何かに向けて愚直に取り組むべきものが明確に設定されていなかったのです。
いや、あるにはあったが、それに対しての「愚直さ」がなかったと反省しています。日々の仕事はもちろん大事ですが、忙殺されてしまっては成長しません。そこで止まります。それと同じ位、次のものをがんばっていかなければならないはずです。
これは来年の大きな課題だと思います。



さて、既に書き始めてしまいましたが、個人的な出来事としては、、

仕事面では、今年前半は本来の仕事があまりなく、営業さんと一緒に提案活動を行う日々でした。後半からいくつかの案件を担当し、エンジニアとしての対応をしました。特に9月からの3ヶ月は今の会社に入って初めての国内地方宿泊出張。週1で大阪に行きました。まあ、それなりにおいしいものを食べることができたのは良かったです。
そして12月からかなりタイトで厳しい案件を担当することになりました。。。来年はこの案件一色になることでしょう。。
正直、今の会社で経験する最大のプロジェクトだと自分では思っています。ここを乗り越えられるか。戦いです。

で、年末にクリスマスプレゼントがありました。一応、上のグレードに昇格させて頂きました。一応、これまでの仕事を評価頂いたというふうに受け取っておきます。給料に反映されるかどうかが全くわからないですが、評価頂くことはうれしいことです。




家のほうでは、、いろんなものを入れ替えした一年だったかな。自動車、冷蔵庫、電子レンジ、ホットプレート、布団、洗濯機などなど。。新婚時代に買ったものが入れ替わったような感じです。ある意味、我が家のインフラの新陳代謝が行われたのかもしれません。まあ、こども手当だったり、メーカーの無償交換で新しくなったりしたものもあるのですが。。


家族は全員大きな怪我もなく一年をすごすことができました。それがなによりです。
私の体型も、なんとかこの一年維持しました。やや体重が増加傾向にはありますが。。。来年もコツコツとやっていくしかありません。もうデブに戻るのはまっぴらごめんです。


あと1週間あるのでまだびっくりするような出来事があるかもしれませんが、なにかと充実した1年だったのかなと思います。



来年の抱負については、また別の日に書こうと思います。





#日々感謝 m(_ _)m