YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

あるお客様との打ち合わせ

今日、あるお客様(A社)の打ち合わせに参加しました。営業さん達と同行したのですが、相手からは打ち合わせの内容を聞かされていなかったようで、技術的な議論になるかもしれないということから私に声がかかり、参加しました。



結果的には技術的な話は一切なく、自分の出番はありませんでした。しかし打ち合わせの中身は、なんといいますか、これまで自分が経験したことのない、非常に「痺れる」打ち合わせでした。



相手はたいへん頭の良い人達の集団です。そういうこともあってか、イメージとしては「優秀な官僚」と会話をしているような感覚におちいりました。(もっとも、自分が官僚と話した事があるわけではありませんが。あくまでイメージです。)



現在進行形の話なので詳しい事はかけません。が、ボヤーッと説明しますと、こんな感じです。



ある大きなお客様(B社)のシステムを更改するプロジェクトがありました。そのシステム規模があまりに大きいので、今年の春にまずシステムの一部を先行して更改しました。このとき私たちの会社はB社と直接契約を結びました。今回打ち合わせしたA社は、元々そのお客様B社のあらゆるシステムを構築・運用している会社だったため、私の会社が横並びになったことを不愉快に思っていたのです。



残りの部分を更改するプロジェクトが動き出そうとしているのですが、そのプロジェクトに対し、「自分達が頭になってプロジェクトを進めるから、お前らは俺たちの下で働け」ということを伝えて来たのでした。



相手は一見穏やかなムードで、とてもやわらかく話してきます。決して、ストレートな言葉では言ってきません。しかしその会話のあちこちでゆさぶりをかけてきます。このようなミーティングに参加した経験があまりない私でもそんなメッセージが含まれていることの理解はできます。まるで詰み将棋のようです。



こんな心理戦のようなやりとりは、正直苦手です。自分は、決してこんな風に物事を進めることはできない、と感じてしまいました。性格的にそのような振る舞いをできません。



この打ち合わせを通じて学ばさせてもらうことが非常に多くありました。と同時に、なぜか自分が次に歩むべき道についていろんな事が頭にうかびました。



その事についてはまた別の機会に書きたいと思います。



#日々感謝 m(_ _)m