YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

TPP問題もうちょっと言わせて

さて、わたくし先日TPPの危うさについて書きましたが、(よろしければTPPについて知られていない恐ろしい罠をご覧ください)最近テレビでは少しずつ農業だけではないことを明らかにしはじめました。昨日なぞ、あの報道ステーションでも農業以外の分野について言及しはじめました。それを見てちょっと驚きましたねw(新聞はあいかわらず推進記事の嵐ですが)



先日、関西のスーパーニュースアンカーという番組でTPP特集を組まれました。ここでTPPの問題点や、あの「毒素条項」まで言及されていました。テレビで毒素条項の話を聞いたのはこれが初めてです。

(5分30秒くらいから見てください)







解説をされている東谷氏の説明は的確にTPPの問題点と無意味さを指摘されています。また、TPP自体は慎重な姿勢をとられているが、日米間のFTAは結ぶべきとする松原氏との(やや)激しい議論など、なかなか見ものです。


私はTPP参加に反対の立場ですが、こういった議論がもっとメディアでも放送されるべきです。でないと、わけのわからないままアメリカのいいようにやられてしまいます。



野田総理は間違いなくアメリカに気に入られるためにTPPを推進しようとしています。過去、アメリカに気に入られた総理は長期政権を実現できたからです。しかしですよ、この問題、私からすると参加を表明すると、間違いなく国内では野田総理の評価は下がることうけあいです。


そもそも、外交は国益のぶつかりあいです。だからこそ、「できないものはできない」とはっきり言うことがリーダーとして肝要だと思うのです。


逆に、この国内の反対派に押されている状況を逆手にとり、オバマ大統領との交渉では、


「いやー、TPPは参加できないんですよねー。参加してしまうと日本国内で強烈なバッシングをうけて、政権がもたない可能性があるんですよー。そういえば、オバマ大統領、あなたは確か最初に私と会ったとき、『とにかく長く政権を続けてくれ』とおっしゃいましたよねー?いやぁー、少しでも長く政権を続けようと思ったら、TPP不参加で帰らないと政権もたないんですよねー。政権なくなっちゃっていいんですかぁ?」


と言い放ってくる位のしたたかさを持って会談に臨んでもいいのではないか?と思う訳です。アメリカが今日本にされるといちばん困ることは内閣総辞職です。そうなると、また新しい総理と交渉しなければならないわけです。これ、おちゃらけで書いているわけではなく、真剣にそう思っているのです。


あまりこれを書くことは気乗りしないのですが、どこかの国の「なんやら総書記」や「なんとか国家首席」が得意としているような外交交渉のしたたかさの10分の1でも100分の1でも見習って使えばいいのではないかと思うんですがね。


もちろん、総理が単独でそんなことをやったらポッポちゃんやお遍路ちゃんの二の舞になります。関係各所、党内をきっちり調整してことにあたってほしいと思います。


国民は馬鹿ではありません。ちゃんと見ていますよ、総理。



あ、ちなみに、私の選挙区の衆議院議員である高山さとし議員あてにTPPの件についてメールを送りましたが、返答はまだありません。環境省環境大臣政務官として、除染対策の指揮をとられているので多忙なのでしょう。しかし、そうはいっても選挙区の市民からの質問にもきちんと答えていただきたいものです。



よーし、今日はこのくらいにしといたらぁ(by 池乃めだかw)



#日々感謝 m(_ _)m