YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

世界卓球選手権2012が終わった

3/25〜4/1にかけて世界卓球選手権が開催され、今年はドイツのドルトムントで行われました。世界卓球は団体戦個人戦が交互に行われるのですが、今年は団体戦が開かれました。


我らが日本チームは、男子が銅メダル、女子は残念ながら準々決勝で韓国に破れメダルはならず、5位となりました。



まずは男子チーム。エース水谷、岸川、松平賢二は前回同様のメンバーとなりました。残り2名は昨年、世界ジュニア男子シングルスで金メダルを取得した丹羽孝希、そして今年の全日本卓球選手権で水谷を破り優勝した吉村真晴です。



今年は丹羽選手の強さに驚きました。17歳、高校2年生という若い選手ですが、とにかくハートが強いです。若くして世界の舞台を経験してくると、大きな世界大会でも物怖じしないのですね。次のエースの可能性を感じました。



男子は銅メダル獲得とはいえ、ベスト4でドイツに負けました。またしてもドイツ。地元開催だったとはいえ、勝てないなぁ。



水谷選手は強いのだが、1ランク実力が上の選手との違いはメンタルだけだと思うんだよなぁ。技術面で劣っているようには全く見えません。中国選手との対戦は今回ありませんが、彼らが背負って戦っているものと、日本選手が背負っているものでは重みが違うのかなぁ、と感じてきました。イメージですが、まるで「国家vs個人」の闘いに見えてしまうのです。


国家として選手を全面サポートしている中国の体制、メンタルの作り方は、日本チームには参考になりません。というか、参考にしてもまねができません。中国で試合だけをしても、その「背負っているもの」を習得することはできないと思うのです。そもそも国の仕組みが違うのですから。


そういう意味では、中国選手に「個人レベル」で作り上げたメンタルで張り合える、唯一といっても良い選手はドイツのボル選手だと個人的には感じています。彼は、何を背負ってがんばっているのでしょうか。そのメンタル面は、日本チームが参考にできうる部分ではないかと思います。水谷選手は彼のそういった面を盗んでいくことが大事なのかも知れません。



女子チームは 福原選手、石川選手、平野選手、藤井選手、そして石垣選手。安心して見ていられる顔ぶれです。韓国に悔しい負け方をしました。福原選手が苦手とし、一度も勝てなかったカットマン、キムキョンアに勝利。続いて石川選手も勝利し、先に2勝したのですがそこから大逆転負け。韓国のメンタル面の強さを改めて感じました。特に日本に対しては恐ろしいまでの執念を感じます。


今大会、福原選手は強かった。真に、日本のエースと言える活躍ぶりだった。石川選手も強かった。それだけに悔しい思いをしたことでしょう。



次はオリンピックで雪辱を晴らしてほしいです。




最後に選手の皆様、おつかれさまでした。



#日々感謝 m(_ _)m