ブラックリスト(ちょこっと追記しました)
先日判明したちょっとショックな話を。
今私は、あるお客様に契約頂いた、有償サービスの担当として週3日以上お客様の事務所へお邪魔しています。入館バッジも作ってもらっておりまして、基本自由に出入りさせてもらっております。
購入頂いたサービス内容としましては、お客様が新しく導入する某システム(仮にAシステムとしておきましょう)の要件定義をすること、Aシステムを設計・構築するベンダーが適切な設計を実施しているかチェックすること、といったものです。
本来提供するサービスについてはもちろんきっちりと対応しています。Aシステムの導入成功のためにがんばっております。
さて、お客様はこのAシステムの導入プロジェクト以外にも、同時進行でいくつかのシステム導入プロジェクトを走らせています。ある日、お客様とランチをしているとき、
お客様「YO茶さん、来週からBシステムの定例が始まるので出てほしいんですけど」
え・・・
Bシステムは全く別のメーカーI社(ものによってはうちの会社のライバルなんですw)が設計・構築するのですが、その定例に出て技術的な観点でコメントしてほしいというのです。
えーーーと。。。
YO茶「はい、構いませんが、I社の定例に私が参加しても大丈夫なんですか?」
お客様「大丈夫です。私たちIT部の立場で参加してもらいますから。」
は、はい。。。わかりました。。。
ただ、私としてはI社がどんなプロジェクトの進め方をするのか興味があったし、参考になるところは吸収したいという思いもあったので、本来対応しているAシステムの定例以外にBシステムの定例にも参加することにしました。
で、そのプロジェクト定例なのですが・・・・・
プロジェクトマネージャの対応がとにかくひどい。
何がひどいか細かいことは書けないのですが、とにかくプロジェクトマネジメントはできない、提出してくる資料やドキュメントの文章は稚拙、お客様の質問にはまともに回答できない、と三拍子そろっていたわけです。
エンジニアの方々はものすごく優秀なのに、プロジェクトマネージャのせいで全体の評価が下がってしまっているのです。お客様もミーティングを重ねるにつれ怒りが蓄積されていきます。
そこで、ここは私の出番だ、とばかりに私はプロマネに対し、プロジェクトの進め方に対して爆発しました。私としては、お客様のBシステム導入を成功させるための妨げになっていると判断しましたし、お客様の気持ちを代弁すべきだと思ったわけです。
すると次の定例から別のプロジェクトマネージャが担当することになっていました。。。まあ、私がミーティングで爆発したこともそうですが、お客様からもかなりのクレームを入れられ、このいけてないプロマネは出禁になってしまったのです。
新プロマネになってからというもの、定例はスムーズに進行していきました。もともとエンジニアの方々が優秀なので、プロジェクト管理がしっかりしていたらなんら問題はないわけです。
そんな中、まだ1回も飲みに行っていないし、一度飲みにいきましょうということになり、お客様、I社プロジェクトメンバー、私で宴会となりました。お酒も入り、お互い壁がなくなり、ぶっちゃけ話になっていきます。その中でI社の新プロマネさんから、
新プロマネ「YO茶さん、I社のブラックリストにはいってますよw」
え・・・
えええええええええっ????
自分が「ブラックリスト」なるものに入っているという事実を知ったのは初めてです。。。。。。
I社(プロマネさんの部署)からするとやりにくい相手だったということですから、お客様の立場からすると私は機能しているということになります。ですからこの結果は誇らしいことな訳です。ありがたいことに、お客様からは爆発したことについて評価して頂きました。
なので、私はこの姿勢は変えません。言うべきことは言い続けます。
ブラックリストなんてへっちゃらさ!
ええ、へっちゃらですとも。
日々感謝 m(_ _)m