YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

ロンドンオリンピック閉幕、YO茶目線の軽い総括

7月27日に開幕され、16日間(女子サッカー予選は開会式前から既に始まってましたが細かいことは抜きでw)もわたり、様々な競技で激闘を繰り広げたロンドンオリンピックもついに閉幕を迎えました。


日本が獲得したメダル数は38個(金7個、銀14個、銅17個)とアテネオリンピックの37個を上回り、過去最高の獲得数となりました。


今回は、これまでメダルを獲得していなかった競技での獲得が増えたなぁ、という印象があります。さらに、銀メダル、銅メダルの獲得数が非常に多い。これは、各競技での全体的な底上げができているということなのかなとも思えます。


個人的にはなんといっても卓球の銀メダル獲得。平野選手、福原選手、石川選手3人の活躍は本当に、本当にすばらしかったです。そしてそのチームワークの良さ、お互いの信頼感の高さ(私は「仲が良い」という表現はしたくありません。)は、個人競技であるとはいえ、チームワークの大切さを痛感しました。男子チームとの差はそのあたりにあったかもしれません。


ただ、心配なこともあります。それは、中国から帰化した各国の選手があまりにも多すぎるということです。石川選手に至っては、シングルスで対戦した相手はすべて中国の帰化選手でした。IOCもこの状態を問題視しており、このままでは十分な国際化がなされていないとみなし、最悪の場合、オリンピック競技から外されるかもという懸念があるのです。


最初で最後の銀か 卓球外される可能性


中国選手の各国への帰化が中国の国策としてなされているとすれば、大きな失策です。オリンピックの種目から外されてしまっては元も子もないではないか。日本のように、各国の選手を強化し、各国の代表として出場することがなければこのままでは本当に最初で最後のメダルになってしまうかもしれません。各国は日本を見習ってもらいたいです。


この大会で一番心に残った台詞は水泳メドレーで銀メダルを取得したときに松田選手がいった


「このまま康介さんを手ぶらで帰す訳にはいかないぞと3人で話していました」


という台詞です。後輩からここまで思わせる北島選手の先輩としてのすばらしさに心から感動しました。そして良く団結した、素晴らしいチームだな、と思いました。



他にも私が心に残ったのはバトミントン女子ダブルス決勝戦です。日本は負けましたが、間違いなく今回のオリンピックの中ではベストマッチです。2セット目のデュースからの攻防は本当にすさまじかった。



レスリングは吉田選手、伊調選手の3連覇、そしてオリンピックにない階級でチャンピオンだった小原選手が引退復帰して見事に金メダルを取得。日本の強さを目の当たりにし、心から誇らしく思えました。



残念だなと思ったのは柔道、マラソン、短距離といったメダルが期待されていた種目です。世界との差を見せつけられました。男子柔道は金メダルを取り戻すためにどのような戦略をとるのか。組み合って1本を狙う従来の日本柔道をさらに極める道を進むのか、世界の潮流であるポイントを獲得していくような柔道に方針転換するのか。私は前者を選ぶべきだとおもいます。来るとわかっているけどかかってしまう内股をもっていた井上康生選手のような強力な選手の出現を期待したいです。



次回はリオデジャネイロ。自分は46歳かぁ。また様々なドラマを見せてくれるのだろうと期待しています。そして、その次の2020年、東京にオリンピックをぜひとも呼びましょう!



まだまだ書きたいことはいっぱいありますがこれくらいにしておきます。さあ、これで明日から寝不足の日々は少し解消されるかなw



#日々感謝 m(_ _)m