YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

君に届け

このタイトルを見て、どれだけの人がピンとくるでしょうか。多くの女子はわかると思います。男性でどれだけの人が知ってるだろう?



別冊マーガレットに連載されている少女マンガで、作者は椎名軽穂さんという方です。知っている人たちは「君とど」と略して言ったりもします。



元々、妻が深夜にアニメ版の「君に届け2ndシーズン」を見ていたことから完全にはまってしまい、その後1stシーズンからアニメを全部みて、その後マンガを読み直したというタイプです。



主人公は「黒沼爽子(くろぬまさわこ)ちゃん」という女の子です。あらすじをウィキペディアから参照しますと、



「北幌高校に入学した黒沼爽子は、陰気で見た目が暗く、周りからは「貞子」と呼ばれ、クラスに馴染めないでいた。しかし、クラスメイトの風早翔太や吉田千鶴、矢野あやねなどの協力を得て、周囲の誤解を解き、友情・恋愛などを通して成長していく。」


長い黒髪と「さわこ」を小さい頃「さだこ」と呼びまちがえられたことからあだ名が「貞子」。またさらに感情を表に出すのが驚く程へたくそなので、まわりからは暗い、霊感を持った(実際は霊感ないんですけど)、近寄りがたい女の子のイメージをもたれてます。なんせ、こんなだったりしますから。。






この爽子ちゃんが、それはそれはピュアで、まっすぐな子なんです。そして、爽子ちゃんが恋心を抱く風早君が、これまだ絵に描いたようなさわやか少年。結局、出会った時からお互いに魅かれていたのに、爽子ちゃんが人と接することに慣れていないことや、言葉足らずなところがあって、なかなかくっつかないのです。



なんとも言えない、とっても素敵な話なのです。



ずーっと友達ができなかった爽子に初めてできた友達の矢野ちんとちづ。二人はどちらかというと、周りから怖いと思われている存在。そんな二人の根も葉もないうわさ話している相手に、爽子ちゃんは体を張って「ちがう」と言う事を主張し、守ろうとする。


これ、私の君とどの中での最高に泣けるシーンです。何回読んでも泣けるのです。そうそうないですよ、そんな話。恋愛だけじゃなくって、女の友情というのがこれまた見ていて必死で、けなげで、泣けてくるのです。



高校の学園祭が終わって、夕方の教室で、爽子ちゃんが風早君に自分の気持ちを伝えるシーンなんて、読んでいて本当に40すぎたおっさんの心をキューンとさせるのですから、本当にすごいマンガだと思います。(心筋梗塞ではないので。あしからずww)



なんといいますか、こんなに気持ちがピュアになれるマンガって、そうそうお目にかかれるものではありません。ほんとはこんな笑顔のかわいい女の子なのです。





さすがに月刊誌は買ってませんが、単行本は買っています。なので最新がどうなっているのかわからないのですが、現段階で私がもっている最新が16巻です。知っている人はわかりますが、ケントと矢野ちんがどうなるのか、龍とちづの関係がどうなるのか、ぎくしゃくしたままの爽子ちゃんと風早がどうなるのか、次の展開が楽しみです。


1話だけ、この動画で、君に届けの雰囲気を味わってみてください。



このアニメのあったかさが伝わってきます。



あ、ちなみにこの「君に届け」、実写版もあるんです。黒沼爽子役は多部未華子、風早翔太役に三浦春馬です。この作品は、まあ賛否両論あります。個人的には、マンガやアニメでのイメージとは違う、別の作品という印象でしたね。


ということで、今日は「君に届け」のご紹介でした。



日々感謝 m(_ _)m