YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

関西小旅行その3 -京都御所を巡る-

はい、関西小旅行3部作の最後です。11月6日になりまして、昨日予約した京都御所のツアーに参加しました。ちなみに私も混同していたのですが、「京都御所」と「京都御苑」は厳密には違います。天皇陛下のお住まいになられている場所が「京都御所」、その周辺の公園含めた全体のスペースを「京都御苑」といいます。



ちなみに、御所という意味ではもう一つ、「仙洞御所(せんとうごしょ)」という場所があります。ここは、皇位を譲位された、あるいは上皇となられた方が住まれた場所だそうです。






この御苑、東西(写真の横辺)約700m、南北(写真の縦辺)約1,300mもあります。広いですね!!!



私は11時からのツアーに参加しました。集合時刻に清所門に向かい、申込書を見せて中に入ります。受付の後、休憩所へ。そこではで5〜10分くらいのビデオが上映されます。参加者が集まったら、出発です。中では、宮内庁の職員さんがガイドを行ってくれます。


多くは説明しませんが、こんな感じでまわりました。意外に多くの参加者がきているのですね。




新御車寄(しんおくるまよせ)。ここは比較的新しく立てられているため、照明に電気がつかわれています。



こんな鮮やかな朱色で彩られているのですね。驚きました。



承明門(じょめいもん)です。紫宸殿(ししんでん)の正面に位置する門です。非常に大きく、荘厳な門です。



紫宸殿(ししんでん)です。即位礼などの重要な儀式を行う正殿なのだそうです。残念ながら、中を拝見することはできませんでした。



建礼門。承明門(じょめいもん)の向いにあり、天皇だけが使われる出入り口だとか。ただ最近では国賓も使われることがあるそうです。



御池庭(おいけにわ)です。広くて風情のある、とてもきれいな庭でした。



屋根だけ見えますが、ここは御常御殿(おつねごてん)。天皇が日常生活を送られる建物です。15もの部屋があるそうです。



最後に、広い場所に出てガイドは終了。パノラマ撮影で360度撮影をしてみました。





やはり何よりも圧倒されたのはその広さです。昔の貴族や皇族はこの空間で過ごしていたのですね。はるか昔にこれだけの建物の中にいるということだけでも、それはもう圧倒的な権威だったことでしょう。この歴史の長さを感じることができただけでも、今回参加した価値がありました。


それと同時に、もしもこの京都御所を自分の子供達が見学しに来ても、きっとそれほどこの建物の意味がわからないだろうな、とも思いました。なぜなら日本国において、天皇という存在は何なのかを教わっていないからです。それは私たちもそうだったのですが、そもそも天皇がなぜ日本で大切な存在なのか、改めて教育していかないとただの名所見物に終わってしまいます。


今自分にできることは、自分の子供には(やってきたつもりではありますが)伝えて行きます。そして、改めて家族でも訪ねたいなとも思いました。



ツアー後、御苑内の食堂で昼食。きつねうどんとかやくご飯のセットをいただきました。うどんのダシはさすが関西風ですね。おいしゅうございました。





そんなこんなで1泊2日の小旅行は終了。すごくすごく刺激になり、心の洗濯になった旅でした。




#日々感謝 m(_ _)m