YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

読売新聞のスクープ??「首相、年内解散を検討 〜TPP争点に、参加表明の直後」???

今朝の読売新聞の一面記事の見出しです。(Webでもこちらで記事を見る事ができます。)


記事によりますと、TPP参加に慎重な自民党との違いを際立たせ、衆院選の対立軸にできると判断しており、早ければ月内の参加表明を探っているということです。



情報ソースは「複数の首相周辺や民主党幹部」なのだそうです。Wikipediaによると、首相周辺とは通常政務担当秘書官を指すそうです。民主党幹部に関してはいっぱいいる(こちらです)のでちょっと特定が難しいですが、「複数の」と書いてあるのでいろんな人から情報が出て来たのでしょう。



政務担当秘書官は、国家公務員の役職です。「内閣総理大臣に常に付き従って、機密に関する事務を取り扱い、また総理大臣の臨時の命により政府各部局や与党等との調整に当たる役職である。」ということで、総理の近くにいつもいる公務員なのですね。定数は5人だとか。おそらく、各省庁でもエース級が担当するのでしょうね。



しかし、そもそも衆議院解散という、首相の切り札ともいえる最重要事項を首相周辺の方々がメディアにもらしてもいいことなのでしょうかね。解散を臨む省庁のグループが意図的に解散とにおわせるような情報を「リーク」したってことなんですかね。それとも野田さんが首相周辺を使って情報を流してみて世論の様子を探ろうとしているのでしょうか。


一次情報を確認できる立場ではない私たちからは、判断のしようがないですね。野田さんは、解散どころか、全く辞める気がないと聞いていました。それが急に年内解散を検討と出て来たのはすごく違和感があります。


うーん、、、

・メディアが解散ムードを作るために報道?
解散を臨む省庁が意図的にリーク?
民主党内で年内解散を臨むグループがリーク?
野田首相が世間の反応を見るためあえてリーク?


どれも可能性があるように見えてよくわかりませんね。それか、私たちには見えないけど野田さんを解散決意させるような大きな出来事があったかですね。まったく、政治は一寸先は闇ですね。



しかし、次の選挙がTPP参加/反対を争点にした選挙になると思ってるんですかね。世間ではTPPのことなど全く話題になっていないし、なんと言っても一番の争点は安全保障と憲法改正ですよね。尖閣問題で日本は決して平和な国ではないとわかったのですから。それに、いまさらのTPPに賛成などという軸を掲げても私は支持しません。



あ、ひょっとしたら、そこを争点にしたくない集団が、あえてTPPを全面に出させるために画策した?


他の新聞の一面はどうなんだろう?新聞はわからないけど、インターネットニュースのトップ記事を見ると、



朝日:「特例公債法案、成立の見通し 15日衆院通過へ」
毎日:「特例公債法案:今国会で成立へ…参院自民、19日採決提案」
産経:「首相の“約束”から3カ月 年内解散1月選挙浮上 残るは「一票の格差」」


やはり解散に関しての記事は読売だけなんだなぁ。スクープなのかな?けど、よくこうやって記事に出ると政治家はあえてその通りにしないって聞いた事もあるし、これが逆効果にならなきゃいいなぁ。。もしもスクープだったら、読売すげーな。


なんてことを考えながら今朝の新聞を読んでいたのでした。



#日々感謝 m(_ _)m