YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

北朝鮮がミサイル発射!(少し文章を修正しました。)

今回のミサイル発射は本当にだまし討ちだった。世界中が衝撃を受けた発射だったと考えます。


発射が延期された、ロケットの部品の取り外し作業が始まったというニュースが流れた翌日の発射でした。


読売新聞によると、

北朝鮮がミサイルを発射したのは9:49。
防衛省に米軍の早期警戒衛星の情報が届いたのが9:51。発射2分後。
自衛隊レーダーでミサイルの航跡確認、エムネットで全国自治体に発射第一報を送信したのが9:54。発射5分後。
沖縄の自治体にJアラートが通知されたのは9:55。発射6分後。
沖縄上空を通過したのは10:01。発射12分後。
政府がJアラートでミサイル通過を発信したのが10:02。発射13分後。



発射してから12分で沖縄に到着してしまうのです。政府は今回の対応について、迅速な対応だったとアピールしていますが、私は本当に怖くなってしまいました。


今回ミサイル迎撃のため石垣島へPAC3を配備するなどしましたが、このミサイルの守備範囲は、実はものすごく狭いのです。その範囲については、以下の動画をお聞きいただければ参考になると思います。(12:20あたりから範囲について説明されています。)




今回、北朝鮮が発射時期、方向をあらかじめ発表していたので、その航路上にある日本国土に落下してきたら迎撃すべく想定して配備されました。現在、迎撃ミサイルは日本全土をカバーできるように配置はされていません。今回、他の地域、例えば仮に大阪へミサイルが発射されたらなす術もなかったのです。


それに、仮にJアラートで通知があり、私たちに情報が届いたとしても、到達までには数分しかありません。それでどこへ逃げろというのでしょうか。



何が言いたいかというと、今の日本は北朝鮮からのミサイル攻撃には対応できないということです。言い換えれば、


「いつ、どこへ発射されるかわからないミサイルには専守防衛では守りきれない」


これまで、攻撃があったらそれを迎え撃つという考え方で国防体制は作られてきました。これではやはり守れないということが今回はっきりしたと思います。



私個人は集団的自衛権の「権利は有するが行使しない」という解釈を変更すべきという読売新聞の解説に賛成します。これは、侵略のための戦争を行うための軍事力というよりは、外交のツールとして、「いざとなったら攻撃できるぞ」という姿勢を見せるためという意味でも必要だと思います。



奇しくも今は丁度次の政権を決められる権利を私たちはもっています。安全保障については、集団的自衛権の行使を可能とすべきとしているのは自民党日本維新の会も安保、防衛は同様の考えです。専守防衛の立場をとるのは民主党。他の党は記載もないという党が多いです。



今回、安全保障の方策も考慮に入れて投票すべきだ、と強く思いました。




#日々感謝 m(_ _)m