通常国会が始まった

いよいよ安倍政権が発足してから最初の国会がスタートしました。

今日は、本会議場にて安倍総理の所信表明演説です。安倍総理が、いったい何を語られるのか。非常に楽しみでした。

首相官邸のHPに動画と、所信表明の内容が記載されています。

冒頭にアルジェリアの事件に対する被害者への哀悼の意、そしてテロと闘うという意志表明がありました。そして経済再生、震災復興、外交安全保障の３点に商店を絞って演説を行われました。

内容を絞った、安倍政権の強いメッセージがよく伝わってきました。

特に、最後に訴えられた、芦田元総理の言葉を引用されたくだりには、「そうだ、誰かがやってくれるだろう」ではなく、「自分が主人公だ」という思いでやらなければならない」という気持ちを改めて思い起こさせてくれる、力強い訴えでした。
その部分を転載します。

＃＃＃　ここから　＃＃＃

我が国が直面する最大の危機は、日本人が自信を失ってしまったことにあります。確かに、日本経済の状況は深刻であり、今日明日で解決できるような簡単な問題ではありません。

　しかし、「自らの力で成長していこう」という気概を失ってしまっては、個人も、国家も、明るい将来を切り拓くことはできません。芦田元総理は、戦後の焼け野原の中で、「将来はどうなるだろうか」と思い悩む若者たちを諭して、こう言いました。「『どうなるだろうか』と他人に問いかけるのではなく、『我々自身の手によって運命を開拓するほかに道はない』」、と。

　この演説をお聴きの国民一人ひとりへ訴えます。何よりも、自らへの誇りと自信を取り戻そうではありませんか。私たちも、そして日本も、日々、自らの中に眠っている新しい力を見出して、これからも成長していくことができるはずです。今ここにある危機を突破し、未来を切り拓いていく覚悟を共に分かち合おうではありませんか。

　「強い日本」を創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です。

＃＃＃　ここまで　＃＃＃

日経平均株価が2年9ヶ月ぶりに1万1000円を回復し、市場はアベノミクスを支持しています(期待感をもっている、というほうが正しいのですかね）。政権発足1ヶ月で驚くべき回復ぶりです。大事なことは、なによりも「自分達はまだまだ成長できるんだ」という気持ちを持つこと。

安倍政権がやらなければならない事案は本当に山積していますが、ここまでのスピード感をきらすことなくつき進んでほしいと思います。

#日々感謝 m(_ _)m