人間の身体能力の驚異
人間ってすげぇ。
環境が変わると、人間はその環境に合わせて様々な機能を強化していく。そんな顕著な例を、今日テレビでまざまざと見せつけられました。
アフリカの3部族の代表が集まって、一番遠くのものが見えるのはどの部族かという企画をやっていました。部族の名前はかの有名なマサイ族、それからトゥルカナ族、そしてハッザ族でした。名前だけでみんな目が良さそうな気がしてしまいますw
大きさ25cmのランドルト環(Cのマークです。しかもすきまがわずか5cm)をどこまで話して確認できるかというものでした。
で、まず驚いたのがスタートの距離。いきなり視力3.0。。。。
な、なにそれ???
25cmの大きさのものを確認する場合、視力3.0を測定するためには、なんと500m離れなければなりません。。。
しかし、3人とも余裕でクリア。。。わけわからん。。。
そして、視力を1.0ずつ上げていきますが、みんな余裕。視力7.0(1137m)のところでトゥルカナ族の選手が脱落。その人は、「不足の恥さらし!」と族長から怒られていましたが、十分すごいと思います^^;
そして2人の対決。視力は9.0に達します。その距離は1500m。あのゴルゴ13が愛銃アーマーライトM16で標的を射抜ける距離です。しかし2人とも見えてしまいました。すごすぎる。。
#ん?ていうか、ゴルゴがとんでもなくすごいんだな。
おっと、話がそれた。結果、優勝したのはマサイ族の代表でした。なんと、視力10.0!!
その距離なんと1667mです!!!もはや、カメラのズームでもランドルト環は見えません。
いやー、なんというか、何の障害物もない平坦な大地で、いつ猛獣が襲ってくるかわからない環境ではいかに遠くのものを見つけるかが大事になってきます。だからこそ、このような驚異的な視力の持ち主が出てくるのですね。
日本で生活していては、視力10.0になることはないでしょうね。その必要がありませんからね。身体的な機能としては何が発達するのかな。
ん〜〜〜、便利になっていくばかりだし、身体機能としては退化していくばかりなのかな。そう考えると、便利になると言う事は必ずしも良い事ばかりではないと言う事なんですかね。
バランスなんだろうなぁ。
#日々感謝 m(_ _)m