YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

国際競技におけるロビー活動の重要さ

先日、レスリングが2020年オリンピックの中核競技から外れるというニュースが飛び込んできました。突然の話で本当にびっくりしました。



レスリング意外に外れる競技候補としてテコンドーや近代五種、ホッケーなどがあったそうです。パッと種目名を聞くと除外されそうな候補の中では一番レスリングがメジャーな気もします。しかしなぜレスリングが選ばれてしまったのか。



そこにはロビー活動が大きく影響しているといわれています。各国の重要ポストの人達による国をあげてのアピールや、大金で契約された専門の「ロビイスト」という人達が、今回の場合は特定の種目に投票しないように票を持った人へ働きかけるなどといったことを行います。


日本人の感覚からすると「正々堂々としておらず、卑怯」と思えますが、ロビー活動というのは、国際の場ではあたりまえのことなのです。


柔道やフィギュアスケートノルディックスキースキージャンプなどなど、日本人が大活躍する競技って、日本人が不利になるようにルールが改正されたりしているように思えます。それを見て私たちは「なんで?けしかだん!」と憤っているだけです。しかしその裏にはこういった活動が暗躍していることがあったりするのです。


スポーツは正々堂々と闘うべきだと思います。しかし、国同士の対決になるような国際競技は、ルールをできるだけ自国に有利になるような活動を行う、場合によっては今回みたいに競技を守るというようなことに躍起となるのがどちらかというと「国際標準」ではないかなと思います。


私たちも、そういった現実をまずは理解しないといけないと思うのです。


ただ、どんな理不尽なルール改正されてもその範囲で考え、克服し、またトップに躍り出る日本人の素晴らしさも、またこれまで何度も私たちは目にして来ています。ただ、そういった努力「のみ」に頼り切るのでは、違うのかな、もっとしたたかにならないといけないんじゃないかなと思った次第でした。



#日々感謝 m(_ _)m