叱られると言う事
誰かから「お叱りを受ける」ということは幸せなことです。
なぜなら、叱っている相手は、自分に対して良くなってほしいという気持ちを大なり小なり持っていると言う事だからです。
叱られたその瞬間は「いやだな」という気持ちになりますが、すぐさま「ありがたいことだ」と切り替えることができるか。そこでその人の成長の度合いは大きく変わってくると思います。
一番つらいのは、自分が間違ったことをしていたり、ミスをしてもだれからもお叱りを受けない事です。つまるところ、この状態は人から「見放されている」とも言えます。
「こいつにいくら言っても一緒だからもう言わない」と思われようと、「この人はすごい人だから何も言えない」と思われようと、状況は一緒だと思います。
少なくとも、私は期待している人、がんばってほしい人にしか叱りません。それで嫌われ役になったって構いません。結果的には全体的な底上げとなるわけですし、よくなってほしいですから。
こういった思いって、なかなか伝わらないのですよね。
昨年、私自身も、とても尊敬している方からある事できつくお叱りを受けたことがあります。その時、最初はかなりショックでしたが、同時にありがたいと思いました。何がって、そこそこの年齢になっている自分に対してそこまで真摯な態度で向き合ってくれたことに対してです。
この「ありがたい」という感覚、もっと若い時から持てていたら、自分はもっと大物になってた?
なんてねw
日々感謝 m(_ _)m