吉田昌郎元所長ご逝去・・・
突然のニュース。
食堂がんで闘病生活をされていたことは知っていたが。。
これは本当なのか。
あの東日本大震災で壊滅的な被害を受けた福島第一原発を、最前線で指揮した、あの吉田所長である。(今回は吉田所長と書かせて頂く。)
様々なご意見はあるだろうが、この現場に吉田所長がおられたことは、私には本当に天の采配だったのだろうと思っている。でなければ、きっともっと被害が拡大していたかもしれない。現場の状況を見て、場合によっては東京からの要求もはねつけ、対処していったと聞いている。
もちろん、初動において失敗した部分は多いにある。反省しなければならない事も多いであろう。しかし、私は吉田所長の原発での対処をを高く評価し、感謝してきたし、これからもその考えは変わらないだろう。
吉田所長は、次津波が来た時のことを懸念し、仮設ではない防波堤の建設を強く要望していた。本当に、早急に進めなければならない。また高い放射線量のがれきが多く残っているがために仮設の冷却システムでまだ稼働している。もう腹をくくらなければならないであろう。F1の地下深くにがれきをうめることを。
こういったことを、残った私たちを声を上げていかなければならない。そうでなければ吉田所長も安心できないことだろう。
本当に、本当に残念でならない。
心より、ご冥福を御祈り致します。いろいろご不安なことはあるでしょうが、後は私たちに任せてどうかゆっくりとおやすみください。
日々感謝 m(_ _)m