「今のプロジェクト、逃げ出したいと思ったことないですか？」（タイトル変更しました）

これは、いま同じ作業部屋で仕事をしているときに、あるベンダーさんが私に聞いてこられた質問です。その方からすると、私が置かれている状況が、本当に大変で、つらい立場と受け取られており、逃げ出したいと思わないのかな、と純粋に思われたようです。

まあ、隣から見ていると確かに嫌なことや、えっ？と言うような課題が次々と出て来て、それに対して苦慮している様子は確かに厳しいと感じるだろうなぁ、と思います。

答えは

「このプロジェクトが始まってから『逃げたい』と思った事は一度もありません」

です。

今自分が対応している様々な事は、きっと自分が乗り越えなければならない試練だと思います。この試練から逃げたとしても、先々必ず同等の試練がまた自分に課せられると思うのです。もう43歳になった自分としては、（あえて書きますが）「この程度の」試練を先送りなぞしている時間はありません。でないと、その先にあるであろうもっとたいへんで大きな困難を超える事などできないからです。さっさと乗り越えてしまいたいじゃないですか。

だから、決して気持ちは逃げません。私は今のプロジェクトが成功するということに1ミリの疑いも持っていません。不思議な者で、こういう心持ちで仕事を進めると、不思議と様々な苦境で、救いの手といいますか、自分からしたら奇跡か？と思うような出来事が普通に起きるのですよね。

こんなことを書きながら、その局面局面ではひるんだり、心乱れることはありますけどね。朝起きて今日は気が重いなぁ、とかね。

それでも、このプロジェクトを最後までやり切るという気持ちに変わりはありません。

そのベンダーさんには、雑談で自分の仕事への取り組みや考え方を話していたのですが、自分の考え方に触発された（と本人はおっしゃっています）らしく、資格試験に挑戦すべく予約を入れられたそうです。いいですね、その姿勢！私は支持しますよ。がんばってください！＞Mさん。

#日々感謝 m(_ _)m