消費税の増税が決定してしまった
まことに残念な決断です。様々な方が主張してこられたように、景気回復の入り口に入ろうかという状態で増税するというのは、回復に「水を差す」ことになってしまいます。デフレから脱却するまでは増税してはいけないのです。
「経済再生と財政健全化は両立する」と言われましたが、そうなのかなぁ?これって、自動車のアクセルとブレーキを両方踏みながら進む行為であるわけで、極めて困難な選択をしてしまったと思います。
この選択は、安倍政権の支持者を分裂させる危険性をはらんでいると思います。何よりも、私たちの生活にずっしりとのしかかってくるわけですから。こうなってしまってはもはやその他の経済対策、減税措置が国民に対しても恩恵を受けられるような政策・措置が必須です。これで景気が冷え込んでしまったら長期政権なぞ夢のまた夢になってしまう可能性は大です。
しかし、実際問題として、安倍さん以外に今日本の舵取りを任せられる人がいるかというと、私には思いつく人がいません。ここで批判の大きな声をあげるのは簡単です。マスコミもここぞとばかりにネガキャンをうちだしてくることでしょう。その流れにそのまま乗ってしまうということでは結局何も変わらないと思うのです。
本来安倍さんが行おうとしている「戦後レジームからの脱却」という考え方を私は支持しています。だからこそ、ここで過度なバッシングに自分が手を貸してしまわないよう、冷静に物事をとらえたいと思います。
この決断をせざるをえなくなった背景になにがあったのでしょうか。消費税増税とセットになった景気対策、法人税減税。財務省の抵抗がすさまじかったということでしょうか。他にも様々な暗躍をしている人達がいるのでしょうか。今回の対策で恩恵を受ける人は誰なのでしょうか。ニュースや安倍さんの会見を熟読することでその裏がしっぽを出しているはず。
改めて総理の会見をのちほど聞き返したいと思います。
今日は雨ですね。水曜はおきまりお客様との定例。さあ、今日もがんばろうっと!
それでは!
#日々感謝 m(_ _)m