YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

企業で後輩に「伝える」という行為

(後で書き直すかも。。)


自分のノウハウや経験してきたことを後輩に「伝える」、「教える」という行為ですが、私はある種、師弟のような関係でないと伝えられないものがあると思います。



これは、別段格闘技の奥義や、職人さんの技だけでなく、エンジニアやコンサルタントにおいてもそういうものはあります。



この種の経験の伝え方は時間がかかりますし、効率が悪いものです。伝え方、話し方、切り返し方、しのぎ方などは、個人によってまちまちです。キャラクターが違えば合う/合わないが出てきます。それらをくみ取って、その人にあったやり方を見出し、育てるというのは、どうしても時間がかかります。


他方、会社はマニュアル化というものをたいへん重視します。しかし、マニュアルだけだと重要な要素がたくさん抜け落ちていくのです。


一般的な企業の姿勢では、このようなやり方はどうしても受け入れられません。効率は企業にとって利益向上のための大事なファクターです。ただ、それだけでは、画一的な人材を大量生産するだけで、将来その企業をしょって立つような人が生え抜きで現れるようなことは難しいでしょう。


両方をバランスよく取り入れていけるといいのですが、利益を上げることにだけとらわれると「人の心」はすさんでいきます。。


数年前から後輩に「伝える」ということを、自分なりに試行錯誤してきましたが、どうしても自分のノウハウを「大量生産」させるような仕組みやマニュアルは作れません。


悩みます。



日々感謝 m(_ _)m