平成25年度全日本卓球選手権、若手の台頭に驚いた
先週開催されました平成25年度全日本卓球選手権は、本当に驚きの大会でした。日本代表クラスの選手が次々に敗退するという波乱が巻き起こりました。男子では昨年優勝した丹羽選手がなんと、ベスト32で敗退。世界卓球であのマリンに勝利したマツケンも同じくベスト32で敗退という結果となりました。
そんな中、決勝に勝ち上がって来たのは、8年連続決勝進出している水谷と、明治大学の町 飛鳥。吉田海偉を下して堂々の決勝進出です。水谷としては、2年連続で優勝を逃しているだけに、優勝にかける思いは相当のものだったでしょう。昨年同様、3ゲーム連取。ところが、ここで開き直った町が、すばらしい攻撃で1ゲームを取り返します。ここで昨年の決勝がよみがえってきます。昨年の決勝も、水谷は3ゲーム連取したのですが、そこから大逆転され丹羽選手に優勝をかっさらわれているのです。
まさか、また今年もか?
しかし、水谷選手、冷静に試合を運び見事優勝。さすが日本のエースですね。今はロシアのリーグに参加していて、一人で生活しながらがんばっているそうです。そういった海外での苦労などが糧となっている、精神力の強さを感じました。
町選手、攻撃すごかったなぁ。あの攻撃にムラがなくなってきたら、常時日本代表として世界と闘える存在になるのではないでしょうか。楽しみな選手がでてきたものです。
男子では、ダブルスでも波乱がおきました。あの常勝水谷・岸川ペアを破って、青森山田高校の森薗・三部ペアが優勝!高校生、でてきました!
いやー、若手がどんどん出てきますね!東京オリンピックのころにはきっと中心選手になっていくのでしょうね。
さて、女子です。まず、こちらも昨年のシングル王者、福原がベスト4で、高校生の森さくらに敗退。森選手は、私が尊敬してやまない平野選手も撃破し、堂々の決勝進出です。決勝は、石川選手との対戦でした。その闘いっぷりは、堂々としたものでした。とにかく気持ちが強そうな子ですね。最後は石川選手の独壇場となった感がありましたが、1ゲーム目を森がとっていたらどう転がったかわかりませんでした。
石川選手は強いですね。私の中では名実ともに日本のエースだと思います。攻めの早さ、威力、ピカイチです。福原選手はすねを痛めて満足な練習ができなかったらしいのですが、調子が悪くとも結果を出して行くのが真のエースです。今回は森選手の力が上回ってきたということです。
森選手も、東京オリンピックでは中心選手になっていってほしいですね!
そして、女子ダブルスで常にトップを走って来た藤井選手が引退されることとなりました。ドライブのヘタクソなYO茶としては、彼女の豪快のドライブはあこがれでした。本当にお疲れさまでした!
さあ、春にはいよいよ世界卓球が東京で開催されますね!今回は団体戦です。今回大会の結果までで代表が内定したのは私の把握している限り以下です。(選考基準はこちら)
男子:水谷、松平、岸川
女子:石川、福原、平野
男女ともあと2名ずつ選出されるのですが、これは悩みますねぇ。若手ですばらしい選手がたくさん出てきましたからね。
いやー、ゴールデンウィークがとても楽しみになってきました!
会場には絶対見に行きますよ!
#日々感謝 m(_ _)m