STAP細胞の論文捏造報道について
小保方さん。リケジョの先頭を走るヒロインとして、一躍脚光を浴びたわけですが、その信用は地に落ちてしまいました。
論文に不備があるとのこと。それも、そもそも研究者としての資質を問われるような、「やってはいけないこと」をやってしまったということですね。
メディアも彼女を大々的にスーパーヒロインとして取り上げたこともあってか、そのヒロインが実は悪者だったと彼女の映像を繰り返し使って悪者に仕立て上げています。
まだ疑惑は検証が終わっていないのですが、研究者としてはやってはいけないことだったと思います。私の中では彼女の研究者としての評価は落ちましたね。真摯に反省をしてほしいと思います。
ところで、、、
この騒動って、小保方さん一人だけの責任で終わらせる話はないと思うんですよね。理化学研究所の責任者が昨日会見を行っていましたが、明らかに小保方さんの未熟さのせいにして逃げ切ろうとしている姿勢がありありと見てとれます。
どうやら、関係ない実験の写真を使ったとか、写真を切り貼りしたとか、他の論文の文章を盗用したとかいう疑いは本当のようですが、そもそも、この論文を提出するにあたって、理化学研究所はどんなチェックをしたのでしょうか。また、複数名での共同研究だったわけで、その人達は、これらの問題に気がつかなかったのでしょうか。
私は、そのほうがはるかに深刻な問題だと思っています。日本を代表する研究所のレベルは、適当でずさんなチェックだけで物事が進められるような組織なのかと。
そう、理化学研究所という組織の体制そのものをもっと厳しく追及すべき事なのではないかと私は思うのです。テレビのネタとしては、彼女を追い落とすほうが視聴率が上がると思っているのかもしれませんが、はっきり言って、国民をなめてます。この問題を一人の研究者の不正事件としてしかとらえられないようでは、ますますテレビを見る気はなくなっていきます。
ここからは、私の勝手な想像なので、話半分で読んでほしいです。
結局、今回このSTAP細胞の論文を出すにあたり、彼女は共同研究者に対して、レビューをしなくてもいいように何らかの方法で進めたのではないでしょうか。上層部としては、その責任者として若い女性研究者を立てることで、話題性があって注目もさらに集まる。それによって多額の出資も集められるという皮算用をしたのではないかと。その人達はわざわざ個々の論文の内容をレビューなどしないでしょうから、まさかここまでひどい問題があるなんて想像もしなかったのでしょうね。
研究費を集めるというような、お金に関する話が背景にあったのではないかと。
＃＃＃ 想像ここまで＃＃＃
ちなみに、こんなブログもあります。この内容は是々非々で読んでいただければいいと思います。
とにかく、共同研究者、小保方さんの上司？論文レビューワーなどの見解を聞きたいですね。マスコミの皆さん、小保方さんの映像を繰り返し繰り返し、辟易とするような印象操作ばかりするのではなく、根っこの部分を追求していってほしいです。
#日々感謝 m(_ _)m
