YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

他ベンダー機器の相互接続〜その後〜

私は今、新幹線に乗っています。明日、お客様先で実施される大阪拠点のシステム切り替えに終日立ち会うため、前乗りで大阪へ移動しております。


もともとは金曜から移動して、土曜一日を大阪で過ごしてやれ、という企みももっていたのですが、娘の歯医者や、進学塾の上の娘の三者面談が入っていたことをすっかり忘れていました。。ということでそれらを終えてからの大阪移動となっております
f^^;)



新大阪に到着するのは夜の9時頃。なので夕食も新幹線内でお弁当です(泣)まあ、到着してから食べてもいいのですが、ちょっと遅いしなぁ。。



さてタイトルのお話です。先日、今担当しているプロジェクトの中で、他ベンダー機器との相互接続を行った際に、FAX送信がうまくいかないという話を書きました。(よろしければ、以下のリンクからどうぞ)


他ベンダー機器の相互接続の罠



なぜうまくいかなかったか。取得したログからエンジニアが確認したところ、どうやらFAXリレーの部分でうまくいってないようだとの見立てでした。



FAXリレーとはなにか。FAXのデータ通信をIPネットワークで実現するための技術です。(この説明でもちょっと難しいかもしれませんね。。。まあ、雰囲気だけ味わってくださいませ)


これまでは、電話回線を直収している機器(Voice Gateway)と、他ベンダー機器を接続する機器(これもVoice Gateway)は、別の筐体を用意していました。それらの機器間を通るときにFAXリレーを使っていたのです。そこで、今回これらの機器を1台にまとめてしまい、FAXリレーを使わなくても良いように構成を変更したのです。


この構成は、既存のシステムで採用している構成と同じです。なのでこれでいけると私は思っていました。しかしエンジニアのみんなは不安でいっぱいだったようです。なんせ接続実績はないし、それ以外の対応策が機器のソフトウェアのバージョンアップ位しかないし、だめならどうしよう、というのが正直な気持ちだったようです。まあ、エンジニアとしては正しい感覚ですね。



それでもなぜか、私はこれで問題は解消するという確信を持っていました。これはべつにいきがっているのではなく、なんというか、感覚なんですよね。




そしてテスト当日。試験環境は存在しないので、お客様の業務が終了してから一時的に切り替えを行います。この切り替え作業のときと切り戻しのときが、正直一番痺れます。なんせ、戻したときにトラブルが発生したら、それはもう自分達の領域外の障害となってしまい、コントロールできませんからね。もちろん、そのために既存機器の業者さんにも立ち会ってもらっているんですけどね。






いよいよFAX送信。緊張が走ります。




FAXの送信データは一旦サーバのキューにためられるため、送信までに少し時間がかかります。みな、やきもきしています。そして。。





結果は、







うまくいきました!!!




ドンドンドン!♪パフパフパフー♫






お客様、エンジニアがみな安堵の表情。私は、




「だからうまくいくって言ったでしょ!」



それを聞いてみんなから笑いが。よかったです。切り戻して正常にシステムが動いていることを確認し、検証は終了。




これで、切り替えの技術的な不安材料はなくなりました。後は本番切り替えを行うのみ。




しかし、なぜうまくいかなかったのかについてはわかっていません。ただ今のお客様の他ベンダー機器というのが、この秋にリニューアルされるそうです。であれば、今の段階でこの原因を追いかけることにあまり意味はありません。エンジニアにとっては不満かもしれませんが、そこに時間をかけるのであれば、他の優先度の高いタスクをやってもらう必要があります。




このプロジェクトで最も重要な局面のひとつでしたが、なんとか乗り切りました。あとはこのまま無事に終了までもっていくのみ。



明日は、大阪に行きますが、実作業は行いません。その進捗を見守ることしかできません。できることといえば、問題発生しないように「守護神」としてのオーラを放つこと位ですかねw



ということで、プロジェクトもあと少しでゴール。このままつきすすみマッスル。




さて、今日は新幹線で時間もあるし、ひょっとしたらあと1本書くかもしれません。




日々感謝 m(_ _)m