YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

言葉が引き寄せられる

今日、下の娘の宿題チェックをしていたときのことです。漢字ドリル、計算ドリルのチェックをし、そのあと音読に入ります。



今日は、補助教材の短編詩集のようなものから、無作為にパラパラめくって開いたものを読むことにしていたようでした。



その詩の内容なのですが。。。。



ほんとうにびっくりです。小学生でこんな深い詩を読むのか。そしてなによりも、今日全く別のSNSで話していたテーマそのものをズバッと表現しています。吉野博さんが書いた、「奈々子に」という詩でした。
こんな詩です。





赤い林檎の頬をして
眠っている奈々子。

お前のお母さんの頬の赤さは
そっくり
奈々子の頬にいってしまって
ひところのお母さんの
つややかな頬は少し青ざめた
お父さんにも ちょっと
酸っぱい思いがふえた。




唐突だが
奈々子
お父さんは お前に
多くを期待しないだろう。
ひとが
ほかからの期待に応えようとして
どんなに
自分を駄目にしてしまうか
お父さんは はっきり
知ってしまったから。



お父さんが
お前にあげたいものは
健康と
自分を愛する心だ。


ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。


自分を愛することをやめるとき
ひとは
他人を愛することをやめ
世界を見失ってしまう。


自分があるとき
他人があり
世界がある


お父さんにも
お母さんにも
酸っぱい苦労がふえた


苦労は
今は
お前にあげられない。


お前にあげたいものは。
香りのよい健康と
かちとるにむづかしく
はぐくむにむづかしい
自分を愛する心だ。




すごく深い詩だと思います。これを小6で扱っているのか。このところ、自分自身を大事にしようという話をしていたものですから、娘が無作為に選んだ結果とはいえ、タイムリーで、言葉が引き寄せられているという風に思えました。


さあ、そろそろ寝るか。


おやすみなさい。




日々感謝 m(_ _)m