YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

沖縄ひとりたび(4) 〜最終回・グルメ/観光編〜

YO茶でございます。沖縄一人旅シリーズの最終回です。前回までは戦跡・慰霊碑巡りを中心に書いてきました。
沖縄ひとりたび(1) 〜プロローグ〜
沖縄ひとりたび(2) 〜激戦の地、戦跡を巡る(1日目)〜
沖縄ひとりたび(3) 〜激戦の地、戦跡を巡る(2日目)〜

が、


沖縄はやはりリゾート地であり、観光地でもあります。YO茶も少しではありますが、そんな場所も見てきました。ということで今回は観光にスポットを当てて書きたいと思います。その他にも食事面などについても話したいかなと思います。



初日の昼食ですが、これがかなーり遅くなってしまいました。ホテルに到着してから旧海軍司令部壕へ行く事にしたのですが、そこに行く前にお昼をとろうと決めました。朝食をとってからずーっとお腹になにも入れていなかったので、(あ、飛行機で出してもらったコーヒーは飲んだかw)相当お腹がへっておりました。ただホテル近辺は直ぐに歩いて食べに行けそうな場所は見当たらないし、ならば途中でどこかに寄って食べるか、という感じで。



しかしですね。。。



幹線道路走ると目につくのは、おなじみのお店ばかり。。せっかくだから沖縄風なのが食べたいよーー!!しかし、どんどん目的地に近づいてきます。カーナビに従うと全く迷うことがありません。。



まずい。このままだと夜まで食べないことになる。それはいやだ。一食分損するじゃん。。。あーー、けどもうお腹空いた。。なんか食べたい。。どうすんだよ!!


そんな精神状態で入ったお店が、






天下一品






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沖縄に来て、最初の食事がこってりラーメンかよ。。。サービスで餃子3個ついたのはよしとして。。。。かなりお腹がへっていたので、あっという間に胃袋へと飲み込まれて行きました。。



店員さんのしゃべり方はバリバリ沖縄のイントネーションです。そこに救われた思いがしました。。



お店を出ると隣にファミリーマートが。悔しい。このままでは何かに負けた気がする。店内を散策した結果、




沖縄風死守。




よし、これで面目が立ったぞ。(何の??)



ちなみに、このかぶり寿司タコス風を食べた事によって、丁度いい感じだったお腹がパンパンになってしまったことは言うまでもありません。。



さて夕食です。実のところ、沖縄風を死守したがために食べたかぶり寿司の影響で、お腹がそこまで空いていません。しかし、何も食べないのは悔しい。そうこうしていたら、FB友達のY式さん(本人の名前をわからないようにしています)から「夕食の場所は決まりましたか?」とメッセージが。



そういえば、沖縄出発前夜、一緒に飲んだY式さんにあったときにおいしい焼き肉屋さんがあるって言ってたな。よし、そこに行く!ということで、沖縄ひとりたび(2)で紹介したようにいろいろと周り、夜はFB友達のY式さん(本人の名前をわからないようにしていますw)につないでもらい、向かったのは



炭火焼と泡盛 GEN



というお店です。場所は、ゆいレールの県庁前駅から川沿いを歩くと見えてきます。こんな佇まいのお店です。



お店は2階にありまして、中に入ると多くのお客さんが食べにこられていました。私はカウンターに通されました。左側はカップル、右側は会社の同僚とおぼしき2人組。うーん、ひとり焼き肉のアウェイ感を若干感じます。しかしY式さんがオーナーの上江洲さんに話を通してくれていて、ご挨拶に来て頂けました。お客様が多いので、後ほど戻ってきますとのことで、私はお肉を堪能することにしました。



まずはオリオンビール。うーん、おいしい。お腹がそこまで空いているわけではないので、がっつりと大量に食べるよりは、少量でもいいのでおいしいお肉を食べたいと思いました。最初はアグー豚の冷しゃぶサラダ。出て来たときにボリューム満点だなぁ、とおもったのですが、ドレッシングがおいしくて、ペロッといけちゃいました。おいすぃーーー!!



そうしているうちに上江洲さんが戻ってこられました。ここで泡盛に切り替えて、乾杯!私はあまり強いほうではないのですが、琉球王朝 古酒の水割りをお願いしました。これがとっても飲みやすい!



そして、いよいよ焼き肉に入ります。まずはやはりいかないといかんでしょう。アグー豚です。



いやー、甘いんですよね。うまいです。そして上江洲さんと、沖縄の話をしていきます。このGENさんの近くには、スーパー左寄りで有名な沖縄の2大新聞のひとつ、沖縄タイムス本社近くにあるのですが、上江洲さん、そして店長の翁長さんはとっても真っすぐ真ん中の保守の方々なのです。


そこで、普天間基地で市民活動家らしき人が監視やっていたような話をしたら「ふーん、暇なんですねw」と一蹴w毎週金曜に実施される、普天間基地前の反対行動への抗議活動をしに行ったりと、正直私からするとこんな心強い方々がおられたのか!とうれしくなりました。


昔の沖縄は、こんなではなかったと。やはり民主党政権になっておかしくなったと。尖閣にも、本当は行きたいが、やはり行くのは海上保安庁の手前、難しいのだそうです。


会話の途中で超特選牛カルビを頼みました。も、もう旅行ですからいいんです!



もう最高!口に入れたらとろけるとはこういう事をいうんですね。本当においしい!


食べ物の締めとして、石焼タコライスをお願いしました。結構お腹がいっぱいになったので、若干少なめに作って頂きました。
石焼となると、またひと味ちがっておいしいですね^^



上江洲さんは所用があり、途中から店長の翁長さんがお相手をしてくださいました。翁長さんも、上江洲さんに負けず劣らず、熱い方でした!



上江洲さんとのツーショットです。(顔出しご本人了承済です)



そして翁長さんとのツーショット!(顔出しご本人了承済です)



本当に楽しいひと時を過ごさせて頂けました。上江洲さん、翁長さん、ありがとうございました!沖縄に来るときには、また必ず行きますね!



沖縄によられた際には、こちらのGENさんに是非立ち寄られてはいかがでしょうか。



GENさんを出た後は、酔っぱらった勢いもあり、県庁前から国際通りを経由し、おもろまちまで歩いて帰りましたwよく歩いたよなぁ。時刻はすでに22時を回っており、さすがに国際通りも多くのお店は閉まっていました。そりゃそうですよね^^;



さて、翌朝。まだ泡盛が体に残っています。今回の旅行で私は決めていました。


必ず走る。


でないと、確実に体重アップして帰る事になります。というここで、ホテルの周りをゆっくりと、いつもよりは少ない距離ですが走ってきました。朝ではありましたが、結構湿度が高くて、じっとりとしていました。でもとても気持ちよく走れました。ホテルに戻ってくるころには多くの通勤自動車が市内に向かって走っていました。あ、そういえば、走っている途中でこんな施設を見かけました。



日銀もシーサーが守ってくれています。



一汗かいてから朝食。今回はホテルの朝食をプランにつけていたので、ホテルの朝食バイキングをいただきました。バイキングはよくあるものが多いですが、やはり沖縄ということもあり、ゴーヤチャンプルーだったり、ミミガー、サータアンダギー、黒糖わらび餅、沖縄そばなども用意されていました。





あまり大量にたべてしまっては、以降の食事をおいしく頂けないかもしれません。ということで、各おかずとも少しずつとって味を楽しみました。それでも昨日の焼き肉が残っていて結構お腹いっぱいになりました^^;


そうして、沖縄ひとりたび(3)の通り、戦跡を巡って行ったのでした。


昼食ですが、糸満から名護へ移動する途中、高速のサービスエリアで沖縄そばをいただきました。やはりなんとか沖縄風のものを頂きたかったのです。さっぱりして、とてもおいしかったです。



名護へ移動し、最後の慰霊碑を回った後、高校の美人職員さんにどこか観光で良い場所ってないですか?とお聞きしたところ、古字利島がいいんじゃないかと。



私は知らなかったのですが、なんでも離島だけど橋がかかっていて、車でそのまま行ける島があると。名護高校から20分くらいでいけるんじゃないかということだったので、即決で行く事にしました。しばらく車を走らせていると、晴れ間が見えてきます。おぉ!天は我に味方したか!案内にしたがって走り続けると、



おおおおおおお!!!



すごい美しい!離島にかかる橋の手前に無料休憩所があったので、一旦車を停めて、景色を楽しむことにしました。



こんな美しい場所があるんだ。ここは家族ともう一回来たいな。絶対にまた来るぞ。そうして、橋を渡り、島を一周します。島の裏側には海水浴場があります。まだオープンしていないのか、駐車場が空いていたのでちょっと停めさせて頂き、海岸まで出てみました。



超きれいです。よく見たら、水着を来て海に入っている人達もいました。あー、そういえば念のため水着もってきてたのに、ホテルにおいてきちゃったなぁ。。。残念。海を楽しむのはまた次の機会にして、しばし景色を楽しみ、古字利島を後にしました。丁度島を離れ、辺野古に向かい始めたころ、大阪のホルモン焼うどんのお店テンの女将からメッセージが。



「古字利島に行ったら、古字利島カフェによってみて。そしたら、知り合いの歌手さんがいるかも」





お、遅いよ(- -;)


それ、島に入る前に教えてほしかったなぁ。。。まあ、これでまた古字利島に行く楽しみがひとつ増えたということにしておきます。女将、ありがとね^^


さてホテルにもどって、夕食です。今日はどこにすっかなぁ、とベッドにねころんで考えます。ます。ます。スー、スーーーー。。。



ハッ!Σ (゚Д゚;)



気がついたら寝てしまっていました。時刻は既に21時すぎ。。。やばい、国際通りのお店が閉まる。。。急いでゆいレールに乗って国際通りへ。し、しかし。。。確かに居酒屋さんは空いているのですが、いまいちピンと来るお店がなくって、結局そのまままた歩いておもろまちへ。近所のローソンで夕食を買う事とあいなりました。。。



沖縄風死守。



は、はは。。。オリオンビールタコライス!沖縄風は死守しましたよぉぉぉ!!!いま思ったんですが、上江洲さんか翁長さんに電話して相談すればよかったなぁ(泣)



さて3日目の朝。またまたランニングで汗を流し、朝食バイキング。ここまでは同じような感じでした。ただ今日はチェックアウトです。なんだかんだ、良い旅行になったよなぁ。けど今日もまだ近場なら回れるはず。けど、ちゅら海水族館は無理かなぁ?距離の確認をしてみますが、所要時間2時間。。だめだ、行ってすぐとんぼ返りになる。。


やはりここは定番のあそこに行くしか無いか。


首里城


首里城ならすごく近いし、お昼を食べて、レンタカーを返却すればまあいい時刻になるな。ということで、ホテルをチェックアウトして首里城に向かいました。県営駐車場に車を停めます。2時間340円です。よし、2時間たっぷり見学するぞ。


駐車場から守礼門に向かいます。今日は雨がぱらついています。けど、傘をさすほどではないかな。(YO茶基準では)ということで、周りの人は傘をさしていますが、YO茶は気にせずグングン歩いて行きます。いくつかの門をくぐると、本殿への入り口につきます。ただし、本殿の中を見学するには、入館料を払う必要があります。そして中へ。本殿が見えます。



鮮やかな色合いですね!中を見学すると、歴代の琉球王の自画像や、当時の王宮の様子を偲ばせる展示品の数々。途中、お茶と王宮ゆかりのお菓子を食べることができる首里城 書院・鎖之間(さすのま)という場所にきました。310円ということだったので、試してみました。通された部屋はとてもおちついた感じで、大きな石を基調にした庭を鑑賞できます。


用意されたお菓子とお茶を頂きながら、しばしそのゆったりとした空気を楽しみました。



その後、改築された正殿の内部を見学。圧巻だったのは、内部の2階 大庫理(ウフグイ)という場所です。ここでは王家の行催事が行われたそうです、写真は国王の座る場所です。なんと鮮やかな色合いなのでしょう。



北殿に移ると、ミニチュア模型が展示されています。ここで気になる展示が。





むうう。。冊封とな。。新しい琉球王が即位する際には、中国から使者がやってきて、中国朝廷に忠誠を誓うという儀式を行うらしく、それが冊封というのだそうです。そして琉球王国は中国に朝貢していたと。



首里城には多くの中国人観光客が訪れていましたが、この説明は中国語でも書いてあります。私がその説明を読んでいた横で、ある中年夫婦が上の写真の中国語での説明を読んで、そこの部分の写真をとり、なにか誇らしげにしゃべっていました。言葉はわかりませんが、おそらく「ほら、これで沖縄は中国のものだってことが証明されたじゃないか!」のようなニュアンスの事を言っていたのでしょう。



しかし、昔層だからといって、現在において沖縄は中国のものだという理屈には無理があります。そこは変に取り違えられないような展示をすべきだと思いました。



そうして首里城を後にし、昼食。これがですね。。。。。。



また車でパッと停められる良い店が見つからず、結局行ったのは


CoCo壱番屋


あ、あははは。。。ササミカツカレー、とってもおいしゅうございました。。



その後レンタカーを返却し、空港へ。定刻通り帰途についたのでした。また来るぜ、沖縄!



今回、沖縄旅行を通じて感じたこと。繁華街や観光地、ホテルには本当に中国からの観光客が多かったです。夜中に国際通りを歩きましたが、その時間にうろうろしているのも多くは中国人観光客でした。安全保障の問題もありますが、沖縄の観光に関しては、もはや中国からの客は無視できないだろうということが肌で感じられました。(戦跡地には全くいませんでしたけどね。)



他の観光地もそうですが、我々日本人ももっと観光地を訪れなければ、地元の方は多く来てくれる人達向けに対応していくのはある意味当然の流れなのかなと思います。


私は今回の沖縄旅行で、本当に沖縄が好きになってしまいました。まだ沖縄の良さのひとかけらしか味わっていないであろう今の状態でも、沖縄が大好きです。


必ず、また行きます。今度は家族で楽しみに来たいと思います。そのときに、全部とは言いませんが、少しでも戦跡を訪れて、戦争というものの爪痕に触れ、考えてほしいと思います。



YO茶の沖縄ひとりたび レポートはこれにて終了です。



長らくおつきあいくださいました皆様、本当にありがとうござました。



#日々感謝 m(_ _)m