YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

朝日新聞の社長が謝罪会見を行った

かつて、日本の大手新聞社の社長が、自社の記事に関して誤報だったと謝罪会見を開いたという話を私は聞いたことがありません。それくらい、今回の会見は重大な出来事だったと思います。


会見でのポイントは3つです。

福島原発の事故対応に関し、故吉田所長からの聞き取りを記したいわゆる「吉田調書」の内容について、現場作業員が吉田所長の命令に反して、大多数が福島第二原発に逃げたとした記事は誤りであり、謝罪する


池上彰さんのコラムについて、慰安婦の記事に関し朝日新聞を批判する内容だったことから掲載見合わせを打診。したことについて、本来あってはいけない判断・依頼だったとして謝罪する


慰安婦に関する報道については、第三者で構成された検証委員会を立ち上げ、そこで検証を依頼する



最も謝罪に力を入れたのは①についてだったと思います。これだけでも重大な、重大な誤報です。吉田調書が当時極秘資料だったことから、限定された人数で検証作業を進めたことで十分なチェックが働かなかったということですが、印象としては、政府が吉田調書を公開したことからお詫びせざるを得なくなったという感じがします。



それよりも、世界的に日本の地位を貶め、日韓関係を悪化させたという意味では、③の誤報の方がはるかに大きな罪です。こちらについてはサラッと触れたというような印象になりますね。この問題軍による強制性があったかなかったは問題ではなく、女性の人権が著しく蹂躙されていることが問題だと朝日新聞は問題をすり替えてしまいました。こちらを純粋に謝罪してしまうと、はるかに大きな誤報を流してしまったと言う事になります。だから、なんとか逃げたいのでしょうか。。



にしても、第三者の検証委員会に委託するということは、もはや詭弁や開き直りは通用しないということですから、こちももう待ったなしですかね。あ、検証委員会のメンバーにも注目せねば。



社長の辞任は免れないでしょうし、かなりの人が処分を受けるのではないでしょうか。



今後の動向を注目します。



日々感謝 m(_ _)m