YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

秋の臨時国会が始まった

昨日、秋の臨時国会がスタートしました。


この秋には実に大きな事項が続きます。ざっと思いつくところで・・



北朝鮮拉致事件の回答がどのような内容で帰ってくるのか
・10月の福島県知事選
・11月の沖縄県知事選
プーチン大統領の訪日については結局どうなるのか、どこかで会談はあるのか
・北京APECの日中首脳会談が実現するかどうか
・消費税増税は結局どうするのかの判断



例えば、消費税増税をやめるとするならば、法律の改正が必要となり、この国会で対応しなければなりません。そんな中、本日安倍総理所信表明演説が行われました。(こちらで見る事が出来ます。)


所信表明演説というのは、総理が国政の方針を臨時国会や特別国会の冒頭に述べるものです。ちなみにこれに対して、通常国会の冒頭で総理が政府の方針や予算の方針を述べるのは、施政方針演説といいます。



内容はざっと以下のような感じです。



冒頭、御嶽山の噴火で被害にあわれた方へのお見舞いの言葉から始まりました。そして8月に発生した広島の豪雨による土砂災害の件をはじめとして日本各地で発生している災害への対策として国土強靭化を進めて行く決意を力強く訴えられました。



福島原発の件。中間貯蔵施設のこと、除染の加速、東日本大震災による東北地方の復興を引き続き進めること。そして最先端農業の推進。


東京オリンピック聖火ランナーが、福島の浜通りを通れるようにしていこうではないか。ビザの緩和、免税店の取り組み。観光事業の取りくみを進める。地方創世への取り組み。Iターン。ふるさとを活性化していくことが待った無しである。



普天間基地の移設。民主党時代に県外へ移すと言ってしまった事で、沖縄県に混乱をもたらした。外交について、日中関係戦略的互恵関係を発展させていく。


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などなど、約24分程の演説でした。この演説で言われたことは、どれも大事なことばかりです。



この演説でおもしろいのは、対中国に対する方針ですね。安倍総理はこれまで、対中国包囲網ともいえるような外交を行ってきました。ここに来て、中国との互恵関係、会話の重要性を述べられました。これは日中首脳会談に向けての地ならしの一環なのかなと思います。安倍総理は一環して、対中国の外交メッセージに注意を払われますね。



ちなみに、韓国に対する言及は一切ありませんでした。ここにも安倍総理の姿勢が色濃く感じられました。



私は、外交が大事なのは重々承知の上で、何よりも景気対策が最優先事項だと思っています。アベノミクスの第三の矢、景気対策が効果的に実施されない限りは、国力のアップは望めません。それに、第二の矢、公共投資もまだ不十分だと思っています。ここは国土強靭化とセットで、もっともっと整備していかないといけないんじゃないかと思います。デフレ脱却はいまだ道半ばです。そのためになすべき事を決定していってほしいです。




近々週末を使って、長めの考察を居てみたいと思います。



それではこの辺で。




#日々感謝 m(_ _)m