嘘をつくということについて
皆様、こんにちは。YO茶でございます。
今日はお昼休みを使ってこの日記を書いております。普段、仕事中に書きたいことがふと思いつくようなことがあるのですが、パッと書くわけにもいきません。後から書こうと思っても、その時には忘れていたり、そのテーマに対してそれほど書きたいという想いが失せていたり。。
きっと、メモ帳を持っておいて、思いつくことはキーワードでもいいから書き残すべきなんだろうなぁ。なんか、まるで作曲家か作家みたいだw
さて、今日のテーマ、「嘘をつく」ということについてちょっと書いてみます。
私、元来根が素直な(?)もんですから、嘘をつくのが苦手です。きっと、嘘をつこうとすると、必ずどこかに不自然さが表れると思います。
今回ここで書いている嘘というのは、ビジネスでの話です。プライベートでの嘘となると話が発散するのでいずれまた。
一般的に、セールストークというのは、多少風呂敷を広げて話すものだったりしますよね。それ、本当にできるのか?というようなことであっても「できます!」と言って受注につなげたりすることが往々にしてあると思います。
(推奨しているのではありません。あるよね、ということです。誤解無きよう。)
私個人は、そういう営業の仕方をしていたら、結局お客様とトラブルになってしまい、信用を失うことになるので大きな視点からしたら結果、損すると思っています。
ただ、営業という仕事で給料をもらったことがないので、営業には営業の言い分があると思います。そんなのきれいごとだよ、営業はそんな甘いもんじゃない、と言われるかもしれませんね。厳しい売り上げ目標が科せられ、それをクリアするためには四の五の言ってられないのでしょう。だったらお前も営業やってみろ、とお叱りを受けるかもしれません。
それでも、つまるところは人と人の信頼関係が最終的なキーだと思うのです。そんなときに、誠実で素直な人のほうが私は信頼できます。
エンジニアは風呂敷を広げてはいけない、と私は考えています。ビジネス思考も必要ですが、エンジニアのよりどころは、その技術力と知識と経験だと思うのです。その部分の信頼が揺らぐような行為はすべきでないと思うのです。
私は、エンジニアとして仕事をしてきた手前、風呂敷を広げて話すのが苦手です。今はできていなくても、こういう風にすれば可能だろうという算段がなければ、「できる」とは言えません。
難しいのは、がんばったらできないことはないけど、エンジニアとしてはやりたくないなぁ、というような要件が出てきたときです。
これは、お客様からすると、
「できるんだったらやってよ。あなたたちが大変かどうかは知ったこっちゃないよ」
となるわけです。そりゃそうですよね。私でも自分が客であればそう感じます。
このときに、うまく自分達の有利な方向にもっていけるか。これは、「嘘」ではないのです。それなりにロジックをたてて、自分達の方向へ導くのですからね。このケースは有りだと思います。私の中では「嘘をつく」ことにはなりません。
まだできるかどうかわからないけど、見切りで「できます」とお客様にアピールするのは、私の中では「アウト」です。でも、それをやらないと売上の見込みがない、となるとやらざるを得ないとかいうことになるんですかね。
このケースでまだ救いなのは、結果、「できる」かもしれないということですかね。
まあ、つらつらと書いてきましたが、世の中、きれいごとだけでは済まないということはわかっています。それでもビジネスにおいて(大小関わらず)嘘をつくというのは、私にとっては不誠実であるということに他ならないわけです。
前に書いたように、「誠実さと素直さと感謝」こそが自分のコアです。
うん、そう。そうなんだよな。
いろいろありまして、なんとなくボヤいてしまいました。
日々感謝 m(_ _)m