高倉健さん

11月10日に、高倉健さんがご逝去されました。

最初にこのニュースを知ったときは、思わず「えーーっ！！」と叫んでしまいました。

本当に驚きました。

私の高倉健さんに対して持っているイメージは、とにかく謙虚で真面目という感じです。おそらく、プライベートでもそうなのだと思います。だから、そのご自身のお人柄が銀幕でもにじみ出ていたんだろうと思いました。

私が高倉健さんの映画で最初に思いつくのは「ブラックレイン」。ハリウッド映画であっても、健さんの演技はなんら変わる事はありませんでした。でも、あの健さんの無表情の中にある感情の変化や思いは、日本人でなければ理解できないかもな、と思いました。

そして、なによりも「幸せの黄色いハンカチ」は、何度も見た映画でした。すばらしい映画だったと思います。

健さんを見ていると、自分の父親と重なってしまいます。多くを語らず、ただ黙々と、家族のために働いていた父親。その不器用な姿は、健さんが映画で見せてくれた姿とどこか似ているところがあったように思います。

まぎれも無く、大スターだった高倉健さん。本当に残念です。

これから先、ここまで世代を通じてびっくりされるような大スターがどれだけいるでしょう。

少し驚いたのですが、11月10日にご逝去された往年の大スターが、健さんだけではないんですね。森繁久彌さん、森光子さんも11月10日にお亡くなりになられているのです。偶然とはいえ、何かあるのでしょうかね。

ちなみに、私たちの結婚記念日でもあるので、勝手になにかご縁のようなものを感じたりしたのでした。（失礼しました）

高倉健さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

#日々感謝 m(_ _)m