安倍総理のアメリカ議会上下両院の合同会議の演説に心から賛辞を送ります
YO茶でございます。
一昨夜のことになりますが、安倍総理はアメリカ議会上下両院の合同会議で演説されました。
日本の総理大臣としては初めてのことです。
私はリアルタイムでその演説を拝聴しました。(動画はこちらにあります)
本当にすばらしかった。
決して、流暢に英語をしゃべられているわけではありませんが、それでもその思いは伝わります。現に、スタンディングオベーションが10回以上もありました。
太平洋戦争において、最も熾烈な肉弾戦になった、硫黄島の戦いを指揮した栗林中将の孫にあたる、新藤義孝議員と、アメリカ軍として当時硫黄島で戦ったスノーデン海兵隊中将の紹介と握手。
私が思うに、議員の心をもっとも揺さぶったのは、ここなんじゃないかと思います。
今でも毎年合同慰霊祭が硫黄島で行われています。あれだけ激しく戦っても、アメリカという国は、その戦った相手に敬意を表するのですね。これがパフォーマンスだと言われればそれまでかもしれませんが、私はもっとも感動した場面でした。
TPPはもう避けられませんね。あれだけ時間を割いて、TPPに関するここだけは、私の考えと異なるところです。国内需要を高め、景気がさらに上向いてからでないとTPPは有効ではないと考えるからです。
そして、アジアの海に対する3原則は、明らかに中国へのけん制でしたね。このあたりもよくぞ話されたと思います。
先の大戦に対する反省やお詫びといったことに関しては、今回は書きません。大手メディアは、そのことにばかり言及しますが、正直うんざりです。演説が終わった直後のNHKの論説員による解説も、まずはこのお詫びがあったのなかったの、という話でした。そこではないでしょうに。
最後のくだりは、まさに日本とアメリカは対等な国の関係となってこそ、新しい希望の同盟へと向かっていけるのだという、これまでの総理が発信したことのない、大きなメッセージを投げかけました。
演説に関して、あーだこーだとケチをつける人たちがいます。しかし、そもそもこの演説のチャンスを切り開いたのは安倍総理ご本人です。イスラエル訪問の際、たまたまアメリカの議員団も来ており、非公式の食事会でマケイン上院議員に訴えたのだそうです。
それを受けて、マケイン議員は、上下院の根回しに奔走し、結果実現できたということです。
こんな総理、他にいますか。
文句を言う人は、自分が総理になってから言えばいい。
私は、このスピーチは歴史的なものだと評価しています。
日本外交のまれにみる大成功ではないでしょうか。
つらつらと感想を書いてみました。。
#日々感謝 m(_ _)m