YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

消費税増税について嫁と話した

YO茶でございます。


昨日、新藤義孝衆議院議員タウンミーティングに参加してきました。参加者から質問を投げて、一問一答で新藤さんが答えていく形式なのですが、今回はラッキーにも当てて頂きまして、気になっている消費税増税について質問をしました。


帰宅後、その事について嫁と話しました。


YO茶:「昨日さあ、新藤さんに質問することができてさぁ、消費税増税を延期するのかどうか聞いたよ。」


嫁:「新藤さんはどうって言ってるの?」


YO茶:「結局は明確な回答してくれなかった。政府としては、今の状態では法律で定められた内容に則って進めるとしか答えられないので、来年3月には基本的には消費税増税することになると。」


嫁:「えっ?そうなの?景気が悪くなったときには延期になるんじゃないの?」


YO茶:「確かに景気条項というのがあったんだけど、前回一度消費税増税を見送ったときに、財務省との駆け引きの一環として、その条項をなくしたんだよ。日本はご承知の通り法治国家なので、法律に従って物事は進んでいくのさ。」


嫁:「景気が悪くなると延期という条件はなくなってたんだ。知らなかった。てっきりそのまま残っているものと思ってた。」


YO茶:「当時は、その条項をなくさないと、財務省を説得できなかったんだと思うよ。でも安倍総理は、あるタイミングから『リーマンショックや大震災のような状況が発生しない限り予定通り増税を行う』と言い始めた。」


嫁:「それってどういう事?」


YO茶:「つまり、景気がすごく悪かったり、大震災のような事態が発生したら、増税はやりませんよ、と言っているに等しいわけよ。」


嫁:「でも、法律で上げることは決まってるんでしょ?」


YO茶:「その通り。消費税増税を先延ばしもしくは凍結しようと思ったら、法律を改正しなきゃいけない。なので改正法案を国会に提出して可決させる必要がある。今回の場合、前回の選挙公約として消費税を2017年3月に必ずあげると言っていた。公約を変更するわけだから、これは国民に信を問う必要がある。つまり選挙だね。」


嫁:「でもさぁ、今熊本でたいへんなことになっているのに、逆にこんな状況で選挙やったりすると良くないんじゃないの?」


YO茶:「今年の夏に参議院選挙が行われることは確定してるからね。本来、信を問うってことは衆議院解散して選挙を行うことになるので、ダブル選挙を行う可能性が考えられるけど、熊本の地震の件もあって、ダブル選はもうきついんじゃないかなぁ、と思ってる。」


嫁:「じゃあ参議院選挙の争点になるってことなのかな?」


YO茶:「そうだね。安倍総理がいつのタイミングで決断し、発表するかによると思うけど、10%に増税するとなると、世の中のいろんなシステムの修正が必要になる。それって1年位かかると新藤さんが言ってた。そのための予算も組んであるらしいので、増税しないのであれば、早く決めてもらわないとまた予算が無駄になる可能性があるね。」


YO茶:「5%から8%にあげたとき、財務省は景気がすぐ回復するから問題ないって言ってたらしんだけど、実際にはまだ景気回復していないでしょ?だから安倍総理は激怒したらしい。」


嫁:「でもさぁ、安倍さんの発言、わかりにくいよね。リーマンショックや大地震のことだって、最初から言ってくれればわかりやすいのに。」


YO茶:「まあ、官僚の協力がなければ国政は動かないから、最初から上げないなんてことを前提に発言してしまうと、財務省は協力してくれないし、場合によっては安倍さんを失脚させるような行動に出るかもしれない。だから、タイミングを見計らっていたんだと思うよ。」


嫁:「ふーん、なるほどねぇ。。」



・・・とまあ、こんな会話をしたのでした。



現在の状況で消費税を上げるというのは、やはり無いよなぁ、と思います。財政再建は大事なことですが、国の景気が上がらなければ、元も子もないですからね。



アベノミクス第3の矢「成長戦略」は道半ば。これがいちばん重要になってきます。前よりは上向いてきたのかな、という感じがしないでもないですが、やはり大きな需要を一気に作り上げるような産業をたたみかけていかないと、と思います。



電気自動車のさらなる普及、日本近海に賦存している資源の本格的な利用などは、一気に雇用を生む可能性を秘めていると個人的には思っています。



ちょっと話が脱線してしまいましたが、今日はこのあたりで。



#日々感謝 m(_ _)m