YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

すごいと思った5月28日の安倍総理の動向

YO茶でございます。

先週書こうと思ったのですが、ちょっとタイミングを逸してしまいました。


先週のことになりますが、伊勢志摩で開かれたG7に関しては、過去日本で開催されたどのサミットよりも日本がリードしたサミットだったと思います。


今回、安倍政権の外交がすごいな、と思ったのは伊勢志摩サミット、広島訪問以降の動静です。


安倍総理は広島5月27日広島を離れた後名古屋に向かわれます。そして、次の28日に、怒涛の外交を展開します。(こちら参照)


午前中、まずチャドのデビ大統領、バングラデシュのハシナ首相、スリランカのシリセナ大統領との会談。


そしてパプアニューギニアのオニール首相と会談し、ラオスのトンルン首相と会談します。トンルン首相とはその後ワーキングランチとなります。


ラオスの首相と時間をかけているのは、中国を意識してのことですね。さらにその姿勢が明確になるのが午後です。


東京に戻り、ベトナムのグエン・スアン・フック首相を出迎えます。フック首相に対しては、非常に厚いもてなしとなります。


記念撮影、儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼、儀仗。その後フック首相との首脳会談少人数会合後、フック首相との首脳会談全体会合。そして文書交換式。共同記者発表。さらに安倍晋三首相主催の夕食会を行い、フック首相を見送ります。


ベトナムは、中国と対立している国家ですね。その中国に対しては、非常に手厚くもてなし、文書交換、さらに夕食会まで開いています。


中国を意識して、国によって対応を変えていくところが本当に「ザ・外交」ですね。ここまで中国を意識して外交を展開する総理がいたでしょうか。


驚いたことに、この後、夜に麻生財務大臣、谷垣幹事長、菅官房長官と会合を開き、消費税増税延期の旨について会合を持ちます。


この1日だけでも、外交上非常に重要な会合を重ね、さらに、消費税増税という私たちに直結する重要な決断の会合まで行う。


実にタフです。


財務省、外務省と対立して長期政権を続けられているということは本当にすごい事だと思います。やはり、一度目の政権が短期で終わったことから多くを学ばれ、今回の政権に臨まれているのだなと思いました。




#日々感謝 m(_ _)m