YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

参議院の閉会中審査を傍聴してきた(動画差し替えました)

YO茶です。

 

昨日、参議院の閉会中審査を傍聴する機会に恵まれまして、行ってきました。

 

集合時間に国会前で集合。予定より開始が遅れたため、炎天下の国会前で30分ほど待つことになりましたが、問題ありません。

 

入場できる時間になると、傍聴券というものが配られます。ただし、これは委員会に参加される議員さん(の秘書さん)の紹介がないと入れません。半券がとられたものですが、こんな感じです。

 

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実際に、審査は傍聴券に印刷されている第一委員会室で行われました。

 

傍聴前には、手荷物の検査があります。基本、持ち込みできるのはノート、ペン、ハンカチといった程度のものです。カバンやスマホといったものは一切持ち込めず、ロッカーに預けておくことになります。

 

警備員に誘導されて委員会室へ。傍聴席は、席でいうと野党側の方にあります。途中入退室は自由に行えます。

 

正直前川氏の表情は、遠くてよくわかりませんでした。これは、テレビやネットの中継をみていたほうがよくわかったと思います。逆に、野党の議員の様子をよく見ることができました。

 

既に、最初の蓮舫議員の質問が始まっていました。今回の審議は、内閣委員会(名簿はこちら)と文教科学委員会(名簿はこちら)の合同で行われました。後ろのほうには、小西ひろゆき議員や山本太郎議員といった、いろんな意味で話題を振りまく議員も来ていました。

 

質問の内容に関しては、やはり青山さんが群を抜いてすばらしかったです。公開されている文書や資料をもとに、時系列に何があったかを理路整然と示し、問題はないことを明快に示されました。

 

加えて、愛媛県元知事の加戸氏から多くの事実を引き出されました。加戸氏の答弁は実に堂々とされ、あぁ、この方は本当に四国の事を考え、文科省の岩盤規制をなんとかしようと頑張られた政治家なんだ、と思わせるものでした。

 

また、前川氏が唯一回答に窮する場面を作ったのも青山さんだったと思います。個人的にはもっと鋭く追及してほしかったですが、41分しかなかったので仕方なかったのでしょう。

 

青山さんの質問の様子はこちらです。


【前川喜平参考人招致】神回 青山繁晴&加戸さん(前愛媛県知事)前川をフルボッコ

 

 

野党から質問された議員に関して、私が印象に残ったのは2人です。

 

ひとりめは共産党の田村議員です。質問内容は、他の方とそれほど変わり映えしないのですが、なんといいますか、野党が鋭く追及しているように見せるのがうまいのです。ここは党内での教育なのでしょうか。ある意味共産党ってすごいな、と思いました。

 

田村議員の質問の様子はこちらです。(※以前貼り付けていた動画が非公開になってしまったので、別のものを貼り付けました。)


🌼 田村智子(共産党)《加計学園 前川前次官を参考人招致》【国会 参議院 文部科学・内閣連合審査会】2017年7月10日

 

 

ふたりめは(ご意見はいろいろあるでしょうが)蓮舫議員です。とてもメディア、特にテレビ映りや、ニュースで扱われる事を意識した所作やセリフだな、と思いました。一つ一つの質問は、ピシッ、ピシッと短いセンテンス。身振り手振りも大きくて、テレビ映えするものだな、と思いました。そのあたりは個人的に見習うところがあるなぁ、と思いました。(質問の内容はさておき。)

 

蓮舫議員の質問の様子はこちらです。

 


🌼 蓮舫(民進党)《加計学園 前川前次官を参考人招致》【国会 参議院 文部科学・内閣連合審査会】2017年7月10日

 

 

それにしても、青山さんの質問の最中の野党議員の態度は悪かったですね。事あるごとに、小馬鹿にしたように議員同士で顔を見合わせて笑うのです。これは、加戸氏の答弁の時にも見られました。

 

特にYO茶が傍聴席側から見ていて態度が悪いと感じたのは、共産党の田村智子議員、吉良よし子議員、自由党の森ゆう子議員の3人でしたね。ただ、座席の位置の関係から、きっとこの様子はネット動画では確認できないんじゃないでしょうか。

 

実に腹立たしかったのですが、逆に言えば、これは青山さんの質問に対して笑う程度の態度しかとることができなかったのだろうと思いました。

 

面白かったのは、青山さんの質問の時、山本太郎議員がすごく背筋を伸ばし、ピシっとして聞いていた事です。山本太郎議員にとって青山さんは特別なんですかね(笑)このところは正直わかりません。

 

ちなみに、民進党で質問を聞きにきた議員は、民進党の質問が終わったら、軒並みいなくなってしまいました。まあ、自党の応援に来たのだとは思いますが、与党側の質問を聞いて野次るなんてことはしませんでした。青山さんが怖かったのかな(笑)

 

まあ、民進党野党第一党だという存在感はまったく見られなかったですね。。

 

今回の審議を通じて感じたことは、この議論、ほんとうに莫大なお金をかけて引き続き実施する必要あるのか?ということでした。

 

野党は、継続してこの問題を追及する構えです。

 

しかし、閉会中にまで集まって実施する位優先度の高い事項は、国の緊急事態につながるようなことであるべきで、例えば北朝鮮の核に対する対応、有事の際の拉致被害者の救出対応といったことです。

 

正直、すべての質問を聞き終わったときには、少し虚しい思いをしました。

 

それでも、現場で、同じ空間で、生の質問を聞くことができ、とてもよかったと思います。

 

ちなみに、この質問ですが、テレビでは予想通り都合の良い切り取り方をして、とてもフェアに報道しているとは思えませんね。なぜか政権を倒したいというベクトルにメディア全体が向かっているようにしか見えません。YO茶が見た限りではフェアじゃないなぁ。

 

 

そんなことで、拙いですが、傍聴の感想でした。

 

#日々感謝 m(_ _)m