YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

PMPの勉強方法についての覚書

YO茶でございます。

誰にというわけではないのですが、私がPMPを合格するまでに、どのような勉強をしてきたか、覚書として書いておきたいと思います。
 
 

【1.外部トレーニングの受講】
PMPの勉強の最初は、外部トレーニングからでした。
幸運なことに、ゴールデンウィーク前の1週間、外部トレーニングへ参加する時間を工面できたため、グローバルナレッジが開催している2つのトレーニングに参加しました。
 
 
PMP(R) BOOT CAMP(前編) 〜PMBOK(R)Guide第5版 知識習得〜:3日間
PMP(R) BOOT CAMP(後編) 〜PMBOK(R)Guide第5版 練習問題&模擬試験〜:2日間


前半3日間のコースは、いわゆる座学の形式です。PMPで定義されているプロセスや内容の「主要な部分」を、専用のテキストで説明してくれるコースになります。


時間とお金の都合がつけられる場合は、まずこの前半を受けることをお奨めします。PMBOKに記載されていることが何なのか、概要は理解できると思います。

 
実は、私まったく同じコースを3年前に受けていたのですが、その時は仕事の関係で試験を受けることができなかったんです(汗)



前半のコースに続いてBootcamp後半を受講しました。このコースは、2日間、ひたすら問題を解くためのものです。正直このコースは試験を受ける直前に自分の習熟度を確認する意味で受講するのがいいかもしれないと思いました。


YO茶の場合はPMPの試験を受講するという決意を固めるという意味で最初に受講しました(笑)


練習問題は、本番の試験で出題された問題よりは若干やさしい内容だったように思いますが、基礎と、PMPの「いやらしい問題」の特徴をしっかり押さえた構成になっていると思います。


【2.試験日の設定】
さあ、トレーニングが終わり、次に受験日の設定です。この時点でのYO茶のレベルを考えた時に、必要な時間を以下のように見積もりました。
 
PMBOKの内容再理解(自分なりに理解したノートの作成):1か月
・練習問題の実施:1か月


そんなことでいろいろ考えた結果、試験日は6月29日としました。



【3.PMBOKの内容再理解】
トレーニングで教わった内容はまだ頭の中に残っており、ぼんやりとは理解できていますが、明確に腹落ちしていない部分がほとんどです。そこで、改めてトレーニングのテキストとPMBOKを読み直し、ノートにまとめる作業に入りました。


まずは定義されている個々の知識エリアについて、各プロセス群(立ち上げ、計画、実行、監視・コントロール終結)とインプット・アウトプットがどのように関わっているか、”自分なりに”まとめます。


確かにPMBOKにも関係図は書いてありますが、それを見ても、私は頭にはいってきませんでした。なので、実際に自分でそれぞれの関係を自分で書いてみることで理解できます。


次に、各知識エリアの関わりがどうなっているのかをノートに書き足していきます。おそらくですが、一番理解に苦しむ(私はそうでした)のが、プロジェクト統合マネジメントだと思います。ここと他の知識エリアがどのように関わってくるのかについては、自分なりにノートでつながりを書くことで理解をしていきました。


PMPを勉強する方のために少しだけ言わせて頂くと、複数の知識エリアをまたぐ以下の流れをは、特に理解することが大事だと思います。

 ・変更要求
 ・パフォーマンスデータ、パフォーマンス情報
 ・品質に関する保証、承認といったプロセス


YO茶はA4ノート1ページに1知識エリアの流れがまとまることを意識しました。PMBOKのテキストもトレーニングのテキストも、とても分厚いです。なのでできる限り要点をノートにまとめて、持ち歩きはノートだけにしたかったのです。そして、各エリアはそのページを見たら、必要なことは書いてあるというのが理想だと思ったのです。


各知識エリアのページには書ききれないものについてはノートの別ページにまとめていきました。例えば、以下のようなものです。

 ・EVMの計算方法
 ・PDMでのクリティカルパスの日数計算方法
 ・動機付け
 ・全体に関わる用語の説明(プロジェクト、プログラム、ポートフォリオ、統合などなど)


私は勉強については昔からノート派です。なので、自分なりの理解でまとめるということを重視しています。各知識エリアをまとめ終わったら問題集の問題をやってみるということを繰り返しました。こうして、自分なりのノートを作成していくことで、理解を深めていきました。


この作業を1か月で実施しました。勉強時間ですが、平均して平日2時間、週末10時間の約88時間くらいだったと思います。


【4.練習問題をひたすら解く】
次に問題をひたすら解いていくことに時間を使いました。私が使用した問題集は、3種類です。

 ・PMP試験問題集(iPhone用アプリ)
 ・PMP試験合格虎の巻 第5版対応版 (PMP試験対策)
 ・PMBOK BootCamp(後半)の問題


通勤の際、電車内ではiPhoneで問題集を行いました。それ以外に時間がとれるときには虎の巻を解いていました。
問題を解いていると、忘れていたことや新たに知る事も出てきます。その都度ノートに書き足していくという作業を行いました。



虎の巻には、最後に200問の模擬試験があります。1週間前に時間を設けて、実際にやってみました。この時の成績は8割くらいだったかな。


そして、試験直前にBootCampの問題(模擬試験)を受けなおしました。講師の方いわく、このコースの問題を試験受講の1週間前にやってみて9割とれなかったらまずいよ、と言われました。


この時のYO茶の結果は。。。。8割でした(汗)
ま、まあそれでも合格できたのでよしということでw


この1か月の勉強時間ですが、勉強時間ですが、平均して平日3時間、週末12時間の約108時間くらいだったと思います。



【5.試験直前】
日本でPMPを受験できる場所は東京と大阪に2か所しかありません。私は御茶ノ水のソラシティにあるプロメトリックセンターで受験しました。私は試験開始1時間前に現地到着。1階にあるプロントで最後の調整を行いました。勉強ノートで、「直前にあらためて記憶する」とマークしておいた部分を最終チェック。


あと、4時間の長丁場で頭を使うので、甘いものを食べて糖分を補給しました。まあ、これは人によると思いますけどね。少なくとも私はこのおかげで、最後まで頭がすっきりと稼働してくれていましたw



【6.試験を終えて】
自分でこうやって振り返ってみると、割と正攻法で勉強を進めていったんだな、という感じがします。PMBOKのテキストはとても分厚いですし、全部を勉強するのなんてとても無理、と思うかもしれませんが、意外とできると思います。
 
 
あと、これは結構重要な事だと思いますが、「経験」がすごく重要だと思います。(試験を受けるにあたっての必要条件なので当然なのではありますがw)


私はこの試験を受けるにあたり、ここ5年位プロジェクトマネージャとしてプロジェクトを経験してきました。


なので、PMBOKでまとめられている内容が、自分の経験してきたプロジェクトの事例に沿って理解できました。あの時のあの行動はこの部分にあたるのだな、といった感じで。




ということで、PMPの勉強を通しての覚書となります。



ちなみにPMPですが、来年には現在の第5版から第6版へと変わります。現在の第5版
で試験を受けようと思われる方はお早めに。


グローバルナレッジでは第5版のトレーニングのお得なキャンペーンをやっているようですよ。(こちら



皆様の勉強のご参考になれば幸いです。



#日々感謝 m(_ _)m