豪雨が来る度に大きな被害が出る国になってしまった
近年の集中豪雨で、九州地区などに大きな被害が出ている。ここ数年、豪雨によって川が氾濫し、民家や商業施設が浸水するという様子を何度となくみてきた。
氾濫があるたび、浸水の被害を受けた高齢者が「こんなこと、この地で生きてきて初めてだ」と口をそろえる。
私の実家、兵庫県佐用郡も、3年前集中豪雨に襲われ、私の実家も床上浸水の被害を受けた。(まだ麻生政権の時代だった。麻生総理は佐用に視察しに来てくれ、感激した記憶があるなぁ。)
それにしても、なぜ?という根本の疑問がある。
気候変動による異常気象と言ってしまえばことは簡単だが、根っこにあるものは何なのだろうか。。
よく言われるのはエルニーニョ現象、ラニーニャ現象、偏西風の蛇行(こちらで最新の蛇行の様子が確認できます)、気温上昇による海水面上昇などなど。。。
きっと、地球上のあらゆる活動、現象が複雑に影響して現在の状態が起きているのだということはわかるが、ではいったい、どんな状態が「異常でない気象」なのだろう。
日本の植林政策によって、山の保水能力が落ちたというようなことも要因にあるだろう。これなどは、ある意味人災である。
その時には、それがよかれと思って進めた政策も、後々大きな問題となることだってある。自然を触るということは、それだけさまざまな影響があることをよくよく肝に命じて事に当たらないといけないのである。
しかし、これだけの集中豪雨が当たり前のようにやってくることを意識し、受け入れて都市計画、生活を考えていかなければならない時代に入ってしまったのだと思う。水害だけでなく、地震にも耐えられなければならない。
考え方を変えれば、ここは日本人の腕の見せ所である。
日々感謝 m(_ _)m