YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

都会のやつらに負けてたまるか

自分は、兵庫県の西部、中国山地にかかっている盆地で生まれた。そして高校を卒業するまで故郷で育った。そして大学に行くため西宮で一人暮らしをし、就職して大阪へ。その後転勤であちこち行った。


そして今、埼玉に住み、東京に勤めている。



東京近辺の関東圏(東京、神奈川、千葉、埼玉あたり)に生まれた人にはわからないだろうが、



「都会の奴らに負けてたまるか」



という思いをいつも持っていた。今も持っている。この気持ちは地方から上京した人なら多かれ少なかれ必ず持っているはずである。



都会に住んでからわかった田舎との圧倒的な差。受験ひとつとってもそうだ。私の田舎には進学塾なんてなかった。自分で勉強するしかなかった。教えてくれるのは高校の先生と参考書。必死だった。


コンビニも、ファストフードも、ファミレスも、なかった。テレビはフジ系列とテレ朝系列が映らなかった。


小さいころから当たり前のように便利さに触れてきた奴らをみると羨ましかった。


いつも「都会の奴らに負けてたまるか」と思っていた。



自分が地方出身だというのはコンプレックスなのかもしれない。でも、間違いなくこれまでがんばってきた原動力でもあった。



老後は田舎でのんびり過ごしたいということを言う人がいる。私からしたら、


「ご冗談でしょう」



といいたくなる。老後こそ、便利な都会で生活するのがいいに決まっている。田舎で生活したことのない人が抱く田舎の老後生活なんて、甘い幻想だ。


田舎は自動車での移動が基本だ。年をとると、どんどん体が動かなくなる。運転できなくなってしまったら、たちまち生活が破たんする。


私は絶対老後は都会に住むと決めている。



誤解のないようにしてほしいが、私は故郷を愛している。だからこそ、毎年帰省しているのである。





都会の奴らに負けてたまるか。




都会の奴らに負けてられるか。





#日々感謝 m(_ _)m