YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

「救国 超経済外交のススメ」刊行記念 講演会に行ってきた(追記しました)

昨年暮れ、青山繁晴さんの著書「ぼくらの祖国」が発刊されましたが、間髪入れず、3月17日(奇しくもわたくしの誕生日ですw)にPHPから「救国 超経済外交のススメ」という新刊が刊行されました。


で、本日新刊刊行を記念し、紀伊国屋新宿本店にて、講演会が行われました。


昨日あらかじめ電話予約したチケットを購入するために紀伊国屋新宿本店を訪れました。(仕事の都合で丁度新宿だったものでw)


今回は座席指定です。私は前から7列目の真ん中あたり。まあまあ見やすい席です。


チケット購入後、書店の中を散策しましたら、おぉ、新刊があるではないですか!



「ぼくらの祖国」の赤と新刊の青。赤本と青本のコントラストがきれいです。赤には祖国日本国の日の丸の赤を、新刊の青には北朝鮮に拉致され、いまだ奪還を果たせていない拉致被害者が連れ去られる舞台になった日本海の青をイメージされているのです。この2冊は兄弟本。まさに対となっています。



さて、新宿歌舞伎町。祝日は歩行者天国となっています。アルタを横目に、紀伊国屋新宿本店へ。エレベーターで上がろうとしましたが、人が多くてとても乗れそうにありません。仕方ないので、階段でホールのある4階まで上がりました。4階に上がると、長蛇の列が。。。なんじゃこれは。。



どうやら、100冊限定(実際には120冊だったそうです。)で青山さんがサインされた新刊を購入するための列でした。しかし、既に並んでいる人で予定数に達しているので買えません、という店員さんの声にややガッカリ。。



さて、紀伊国屋4階には、紀伊国屋ホールがあります。外から見たらとてもこんな広い空間があるとは思えない、なんとも荘厳な、歴史を感じさせるホールです。席に座り、しばらくしてから定刻のブザーが鳴りました。少ししてからもう1回ブザーが。



すると、司会のSさん(PHPの編集者、この新刊発刊の仕掛人です。)が出てこられ、最初に注意事項、青山さんのプロフィールを説明されました。



そして、青山さん登場。会場からは割れんばかりの拍手!



お彼岸で、本来ならお墓参りに行くべきこの日に講演会を聞きに来て頂き、心より感謝します、という旨のコメントから始まりました。今回は、会場の参加者から、質問をなんでも受ける「生答えて、答えて、答える!」が行われました。


質問は多岐にわたります。覚えている限りで、こんな感じの質問がありました。(順不同)


・今、この時期にこっそり人権救済法案を通そうとしている話を聞いたが実際のところはどうなのか。
・今の教育は大きな問題がある。教師も問題が多い。良い教師、良い公務員を育成するためにはどうすべきとお考えか。
・今のままTPPに入ってしまうと日本は本当にまずいと思う。青山さんはどう考えられるか。
・青山さんのようにかっこ良くなりたい。どのように生きればよいか。
・日本のマスコミは問題がある。マスコミはどうすれば良くなるのか。
地方分権を進めると、例えば九州は中国と、北海道はロシアと結びつきを強くし、結局外交安全保障面で問題が出てくると思う。その点、どのように考えられるか。
・独立総合研究所のロゴにはどのような想いが込められているのか。



どれも、ひとつひとつ丁寧に答えられました。



基本、青山さんは壇上で話す事を良しとされません。だいたいはステージから降り、客席を回りながらいろんな人に語りかけて行きます。青山さんは、ステージから客席までドン、と飛び降りられます。今回は、飛び降りたとき、ちょっと苦しそうな顔をされていました。昔骨折したときの古傷が痛むのでしょうか。やや心配です。あれは出来ればやめて、階段で上り下りしてほしいですw



予定より30分オーバーの16時に講演は終了。最後には最前列の女性から花束をもらっていました。青山さん、ニコニコしながら握手&ハグww



熱のこもった、すばらしい講演会でした。





ところで先にも書きましたが、会場に来られる方のために青山さんが新刊に120冊分のサインをされました。で、普段本にサインされる時には座右の銘を書かれます。多いのは、



「脱私即的」(わたくしを脱し、本来の目的(公のため)につくという青山さんの造語)


「深淡生」(深く淡く生きる、これも造語です。)


の2つです。それ以外にも


「独立こそ命」


という言葉も書かれたそうです。どれも青山さんの生き方を表すにふさわしいことばだと思います。


そして、1冊だけ普段は書かない、長い座右の銘を書いてある本があるとのことでした。その座右の銘がこれでした。




「思い切り自由に
 淡々と謙虚に
 深々と強靭に
 命の真ん中を真実でいよう。」


自分もこうありたいと思います。自分も至れるか。至れるさ。


#日々感謝 m(_ _)m