YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

ついに衆議院が解散した

ついに衆議院解散しました。先日の党首討論で、野田総理解散日をあらかじめ宣言するという驚きの作戦に出たわけでありますが、さすがに2日後の解散宣言ということもあって、この間にコソッと怪しい政策を進めるとか、法案を通すなどということはなかったですね。


野田総理党首討論、堂々と発言をし、メディアでは安倍さんの虚をついたとか、討論自体は野田さんの勝ちだとかいろいろ書かれています。ただですね。。。議員定数の件でずいぶんと安倍さんに迫っていましたが、本来もっと最優先で討論すべきは東北大震災復興の件や景気対策、外交安保の件です。議員定数の問題も確かに重要だと思います。しかし、そこを自民党に迫るのって、ちがうよなぁ、とも思いました。


ただ、このパフォーマンスによって、野田総理のメディアの評価は上がりました。そういう意味では成功したのでしょう。内閣総辞職を与党から迫られ、野党からは解散と迫られ、どのタイミングで解散を宣言するのがいちばん「自分にとって」効果的かを考えていたのでしょうね。



ちなみに、この解散後、新聞上では既にマスコミによる「ミスリード」や「印象操作」が見られます。先日、「真冬の向日葵」という本を読んだのですが、本当にマスコミはこの本に書いてあるような事をやってきました。いやー、わかりやすいですねー。


例えば、安倍総裁がTPPに前向きだというようなニュースや記事が流れました。これは完全にミスリードであり、安倍さんは当初から「聖域なき関税撤廃がある限りTPPには反対」という主張をされています。(この件については、世耕議員のブログにわかりやすくまとめられています。こちらをどうぞ)



ほんっと、本の通りで笑えますね。


さらに、今朝の読売新聞の記事を読んでいると、こんな記事があった。

読売新聞朝刊 自民「3年前と大違い」より抜粋

「・・安倍氏は15日の読売国際経済懇話会(YIES)での講演で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加に前向きな姿勢をにじませた、政権奪還が現実味を帯びる中、これまでの慎重姿勢に縛られないよう、選択肢を広げておく狙いだとみられる。これに対し、16日の自民党役員会では、かねてTPP交渉への参加に慎重な保利耕輔元文相ら複数の議員が「選挙への影響を考えるべきだ」などと安倍氏に詰め寄り、甘利政調会長が「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対」するとした基本方針を、近くまとめる政権公約で逸脱しないと明言、その場を引き取った。」



・・・この記事だけ読んだら、安倍さんはTPPに前向きだが、自民党の反対派からクレームがきて、甘利政調会長がその場をおさめたような印象を受けますね。



もともと安倍さんはTPPに賛成など最初から言っていませんし、完全にミスリードとか印象操作とかいわれる類いの記事ですね、これ。



ほんと、真冬の向日葵さながらのことをやってくるマスコミに笑ってしまいます。



15党もの乱立ですが、今回の選挙をどのように見るか。政党がここまで体を成さないわけですから、自分が重要と考えている政策を、自分の選挙区から立候補する候補者に直接聞くしかありません。また、その人達が現職であったとしたら、国政で何をやってきたのかも重要だと思います。日々の生活で忙しいですが、自分の目で見て、考えていきたいと思います。個人的には、この解散の前後で民主党を離党していく議員さん達は、民主党にとどまる以上に国民から』厳しい目で評価されるでしょうね。その行動に対する思いはどうであれ、保身に見えてしまうのは否めません。



今回の選挙は年の暮れに行われる訳ですが、間違いなく歴史的に大きな意味を持つ選挙となります。ですから、みなさん、選挙に行きましょう。そして、必ず投票しましょう。



#日々感謝 m(_ _)m