YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

業務効率化はデフレ時には必要ない

わたくし、現在はいわゆるIT業界で働いています。IT業界の中でも、外資系の通信に関わる会社でして、その働き方は日本企業の働き方からするとかなり異なります。これは前職が純正日本企業だったので、その違いはかなりのものです。



今日、とある日本企業のオフィスを訪問し、その様子を見学させて頂きました。朝8時過ぎにも関わらず、既に活発に業務が始まっています。その業務の中核にFAXを使ってることに驚きました。いやー、まだまだFAXが主力のツールとして使われている業務があるのですねぇ。なんせ、私自身10年近く、業務でFAXを使用した記憶がないもんですから。。。



ペーパーレスが叫ばれる中FAXかよ、とつい思ってしまいました。また、朝会をやっているのをみて懐かしく思いました。今の会社にはありませんからね。。みんな出社時刻はバラバラ。在宅勤務する人もいますし、始業時刻の概念が無いに等しいです。日本企業とうちの会社の大きな違いの一つですね。



ところで私の会社で販売しているシステムやソリューションというのは、業務の効率化を目的としています。しかし、実はデフレの状況では、企業は効率化をすべきではないのです。なぜなら業務効率を行うと雇用が減るからです。業務効率化というのは、好況時、インフレの状態時に行うべき対策なのです。(こんなことを書いてしまうと背反行為だと怒られてしまいますが・・)



しかし、ただ雇用を確保していてもそれだけではだめで、景気回復のためのきっかけを政府がつくってあげなければなりません。デフレは民間企業の努力だけでは絶対に抜け出せないのです。



かつて日本は、デフレを克服したことがあります。そのときの立役者は、高橋是清(たかはしこれきよ)です。歴史に学べとよく言われますが、このときの対応策を学び、対応することでデフレは克服できるのです。(ちなみに今回の選挙でその方法をやりますと訴えているのは自民党だけです。)



なんかまとまりないのですが、このへんで。



#日々感謝 m(_ _)m