YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

「アドバイスをする」行為について

朝のことです。


大阪出張の定宿、アパホテル淀屋橋でサンドイッチをほおばりながら、関西テレビの「ボクらの時代」を見ておりました。



ゲストはお笑いのキングコング西野、ウーマンラッシュアワーの村本、そして南海キャンディーズの山里です。意外だったのですが、この3人はお笑い養成所の同期だそうです。それだけに、笑いを交えつつも自分の本音を出しているなあ、という印象を受けました。



さて、その中で山里さんのある話ににハッとなりました。



相方のしずちゃんは本当にマイペースな人だそうで、山ちゃんのペースとは全く会わないそうです。そんな二人がネタを作るにあたり、山ちゃんからしずちゃんに対し、背が高いことで苦労することを1日1個考えてとお願いしたが、全くやらなかったそうです。



山ちゃんがなぜやらないのか聞いたら、



「私のペースで考える」



というものでした。その返しを聞いて全く危機感やがんばりをかんじられなかった山ちゃんは約束したことだからちゃんとやりなさい、と諌めたそうです。するとそれ以来、しずちゃんに心を閉ざされたという話(これは半分ネタなのかもしれませんが)でした。



で、私がハッとなったのはここからです。



この一件で山ちゃんが悟った事は、本気でやる気がない相手にいくらああしなさい、、こうしなさいとアドバイスしたとしても、全く意味がなく、時間のムダだということです。さらに、それは自分が相手にアドバイスをしていることで、いかにも自分が仕事をしているように思いこんでいるだけだと。




この言葉、本当に頭打たれました。



確かに、人にアドバイスをするとそれだけでまあまあ気持ちが良いです。相手が「すごいですね」と言ってくれるとさらにうれしいですよね。けど、それって相手がそのアドバイスに対して本当にためになったかどうかとは別の話です。



何よりも、相手がそのアドバイスを本気で受け入れる気持ちがなければ意味がありません。だとすると、相手から真剣にアドバイスを求めてきている状況でないと効果はありません。押し付けのアドバイスはそれほど効果がないのです。



そうだよなぁ。確かにそうだ。



私が人にアドバイスしているのって、別に相手が求めてもいないのに、自分が「いいことしたぞ」と自己満足したいからやってるんじゃないのか?自分がアドバイスしているときって、本当に相手が求めてきているときにしているのか?



そういった目線で考えると、そもそもおせっかいに自分からあれこれ細かくアドバイスしてしまうと、相手も思考を停止させてしまう恐れがあるんだよなぁ。相手からすると、考えなくて済むから楽だけど、やりすぎるとその人のためにはならない。



こういう事を踏まえてアドバイスというものはしないといけない。




今朝は山ちゃんの話に教えられたYO茶でした。




日々感謝 m(_ _)m