YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

ドキュメントレビュー

おはようございます、YO茶でございます。


今日は若干もやがかかっていますが良い天気ですね。


さて、今私が担当しているプロジェクトで悩み、苦しんでいるタスクのひとつ、


「ドキュメントレビュー」について書いてみたいと思います。


レビューというのはなにかと言いますと、お客様に提出する報告書や資料の品質を高めるために、多くの人の目を通して様々な観点からチェックを入れてもらうプロセスです。


プロジェクトメンバーが作成した資料は、執筆者の思い入れ、書き方の癖、誤字脱字などがどうしても含まれてしまいます。なので、プロジェクトチームの執筆者以外のメンバーがチェックすることになります。


その後、会社内の経験豊富な先輩方にお願いして、レビューを実施していただくことになります。今回は、この先輩方のレビューの目がまあ厳しい。


で、100ページ近いようなドキュメントを限られた時間でレビューしてもらおうとすると、レビューを依頼する側が見てもらう観点を絞ってお願いすることになります。



私が一番苦しんでいるのは、この「観点」なのです。



文章の流れ、目次と内容の妥当性、各文節のまとまり、そもそも日本語として読めるかどうか、文言体裁、てにをは、などさまざまです。


どのタイミングで、どの人に、どんなレビューをお願いしたらいいのかがわからないのです。今回のプロジェクトは、かなりきっちりとした報告書を提出しなければいけないので、特にレビューが重要なのです。



特に、プロジェクトチーム外のレビューワーに何を見てもらうのか。これは多分プロジェクトによってまちまちで、統一された答えはないのだと思います。だから経験の少ないYO茶にしてみたら、悩むのです。


わからないときには経験者に聞けばいい。で、いろんな人に相談しますが、結局はプロジェクトで何が求められているか背景がわからないので、一概にはいえない、というのが大方の答えです。まあ、それはそうなんですが、レビュー観点を聞くとぼんやりしたものばかり。


それでもレビューは、やる必要があるのでセッティングするのですが、レビューワーから「どんな観点でレビューすればいいの?」と言われても答えられない。そのため、レビューワーは、それぞれが思い思いの発言をしていきます。



私がレビューの観点を絞っていないため、それらのコメントを止める事もできず、時間はどんどん延長に。最終的には20〜30ページのドキュメントレビューに6時間もかかってしまうような状況になってしまいました。。。。



これは、実はそもそもドキュメントを作成するにあたっての進め方が悪かったことに起因しているのです。その進め方が適切でないがために、観点を指し示せていないということになってしまいました。



もっとも、きちんとしたプロセスに則ってドキュメント作成にかかっていても、レビュー時間は膨大なものになっていたかもしれませんけどね。。



個人的には貴重な経験ですが、執筆者にも、レビューワーにも、とてつもない時間を使わせてしまったのは、やはりプロマネの進め方に責任があったのです。



ちなみにレビューの中で、レビューワーから指摘を受けた箇所を修正し、治っているかどうかみてもらうのが2回目のレビュー。基本2回目はそれ以外の部分はレビュー済みとしてみないことになります。また、変更もしてはいけません。



まあ、経験者にしてみたら「そんなの当たり前だろう」という事でしょうが、経験ないYO茶にとっては、新鮮で、強烈で、痛い経験となりました。


ということで今日はこのへんで。



#日々感謝 m(_ _)m