YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

世界卓球2010は、男子中国、女子シンガポールの優勝

いま、男子決勝が終わったところだ。中国優勝。結果だけを聞くと、順当なように聞こえるが、その中身は簡単にとれた勝利ではなかった。
最大のサプライズは、ドイツのボルが、あの馬龍に勝ったことである。これは本当に、本当に驚きである。
我らが日本のエース水谷がストレートで完敗、彼から「レベルが違う」と言わしめたあの世界ランキング1位の馬龍をである。

もっと驚いたのは女子。なんと、シンガポールが中国を破り、優勝したのである。これは誰が予想しただろうか。確かに世界ランキング2位の選手がいることは確かだが、それにしても団体で勝つということは本当の驚きである。

この事実は、我々日本にも大きな希望と勇気を与えてくれる。分厚い中国という壁も、破ることはできるのだということなのである。


日本は男女とも中国に敗れたが、堂々の銅メダル。これはたいへんな快挙だと思っている。本当におめでとうございます。次回の大会に向けて、頑張ってください!



さて、ここからは今回の大会を見て、思ったこと。

中国の選手に一人勝つということであればまだ可能性があるのだが、中国チームに勝つことは、並大抵ではない。一人ではなく、3人勝たなければならないからだ。長期的な戦略をもって、国家を運営することに長ける中国は、国が強い選手を永続的に排出する仕組みを作っている。

日本ではどうか。仮に天才が現れたとする。そうすればその選手が現役の間は強く「見える」だろう。しかし、その選手の強さにあぐらをかき、次世代選手の育成を怠ると、すぐに低迷期はやってくる。それは本当に強い国とは言えないのではないだろうか。

もちろん、日本卓球協会は、選手強化のためさまざまな努力をされていることだろう。だからこそ、今回すばらしい結果を出せたのだから。しかし、中国に勝つということを真剣に考えた場合、民間だけでできることには限界があるということを言いたかったのである。

強くする方法としては、「他国の強い選手を日本に帰化させる」という方法もある。現在、世界各国の代表選手で元中国の選手で、その国へ帰化したという人は多い。その方法を別に否定するものではない。ただ、それに頼りっぱなしでは、それは違うのじゃないかとも思ってしまう。

じゃあどうすりゃいいんじゃ?と叱られそうですが、私にも答えはわかりません。日本の政治が変わることでこういったスポーツに対する姿勢が変われば劇的に変わるかもしれませんが、自分の目が黒いうちは期待できないかもしれないですなww



いずれにしても、今回はツイッターのおかげで、とても何かテレビを見ている人との一体感を味わえた気がした。それはとてもよかった。


最後に、今回改めてわかったことがある。


「あぁ、俺って、卓球好きなんだ。」


もう10年以上やっていないが、またやりたくなった。もしも南浦和近辺でやっているクラブなどがあったら練習してみたいなぁと思ったりします。
もうアラフォーだし、子供もいるのでガンガン練習・試合という訳にはいきませんがねw
さて、どうやって探すか・・


#日々感謝 m(_ _)m