映画「ノア 約束の舟」を見て来た(ネタバレあり)
皆様、長期休暇中のYO茶でございます。休暇を満喫しております^ ^
さて、月曜になりますが、映画「ノア 約束の舟」を見に行きました。この映画は、基本聖書に書いてある内容に沿っているのですが、所々オリジナルのストーリーが盛り込まれています。
初めての人殺しを行ったカインの子孫が繁栄し、動物は狩り尽くされ、植物はなくなり、人と人は争い、殺し合うといった悪行の限りをつくすようになった。唯一、神の意志を守り、慎ましやかな生活を送っていたのはノアの家族だった。そんなノアに夢を通じて神からのメッセージが届きます。
それは、神が人類をすべて滅亡させるような大洪水を引き起こし、その後新たな楽園を想像する。そのため方舟を作り、できるだけ多くの生き物をつがいで収容すること。
このあたりは聖書に書いてあることですね。ただ、この映画では、聖書の中にはないノアの葛藤、箱船の中での家族間の言い争い、そして神から託された本当の使命、箱船に隠れていたノアの家族以外の人間など、オリジナルストーリーが展開されます。
何と言っても一番私が驚いたのが、神の意志は「すべての」人間の消滅であり、方舟で難を逃れたノアの家族も、新しい子供を生むことなく、最終的には全員死ななければならないということです。
なんちゅう重い使命を背負わせるんだよ。。。
全人類を消滅させ、自分もまた死ねなんてこと言われたら。。そんな重すぎる使命なんて、私はとてもではないが背負えませんね。。
それに、ノアの長男の妻(?)となる女性イラが方舟の中で身ごもります。小さいころ、お腹に深い傷を負ったイラは本来子供を産めないはずだったのですが、ノアの祖父の祝福により身ごもることができたのです。その生まれた赤ちゃんを、男ならそのまま生かせば最後の人類となる。女なら子を産み増やす存在になるのでそのまま殺す、と言うのです。
ここまで来たら、もう狂っているとしか思えません。普通に考えて、子供が生まれて来ても神の意志に背く事なので殺すって。。そんな人がいたら、普通は頭がおかしい、と捕まえられてしまいますよね。。。
結局はノアも生まれた子(双子の女の子たち)を殺す事はできず、祝福します。結局のところ、人類を滅ぼすか、生きながらえさせるかは、ノアの意志によって決められることになっていたということなんですね。
聖書ではこういった話はなかったと記憶しています。(あったのかな?)なので映画オリジナルだと思っているのですが、ありえる話ではありますね。
また、もともと方舟を作るノアを人々は嘲笑した、というのが聖書での話だったと記憶していますが、映画ではノアの父親を殺したトバル・カインが軍隊を率いて方舟を奪いにやってきます。さらに、このトバル・カインは方舟の中に逃れることができ、身を潜めます。最終的にはノアとその息子によって殺されるのですが、そのあたりも映画としては面白い展開に鳴ったと思います。
あと、私がノアの方舟で一番疑問におもっていたこと、
「あんなでっかい方舟を、ノアとその家族だけでどうやって作ったんだろう?」
ということに対する回答をこの映画では描いてくれていました。どうやって作ったかは映画をご覧下さいませ。総括として、私としてはまずまずおもしろい映画だったかな、と思います。リピーターになるほどではありませんけどね。
ということで、久々に映画の感想でございました。
#日々感謝 m(_ _)m