NHKの国会中継の不思議
政権交代してから国会の代表質問、予算委員会などの国会中継がこれまで以上に注目を集めています。(自分が注目しているからそう思っているだけなのかもしれませんが。。)
そんな注目をしているからだとは思うのですが、「あれ?」と思ったことがありました。
国会のでの本議会以外に予算委員会の質問・答弁などの中継はNHKが生放送で行っていますが、なぜか11/5の予算委員会のみ放送がありませんでした。11/4の衆議院の予算委員会、11/6の参議院の予算委員会については放送があったのにです。
ちなみに国会での委員会などの様子は「衆議院TV/参議院TV」というインターネットでの配信サイトから見ることができますし、ビデオライブラリでも後から見ることはできるのですが。。
なぜ ”11/5のみ”放送がなかったのだろう?
その日の質問者を確認してみると以下のとおりでした。
田村憲久(自由民主党・改革クラブ)
下村博文(自由民主党・改革クラブ)
小里泰弘(自由民主党・改革クラブ)
稲田朋美(自由民主党・改革クラブ)
谷川弥一(自由民主党・改革クラブ)
で、質問内容を確認すると、なるほど普段テレビでは決して表に出てこない事項が質問されていました。
特に下村さんと稲田さん。
下村さんは、国旗に関する問題や民主党と日教組との関係についての質問。民放でもこういった問題をニュースで取り上げているなんてあまり見たことないなあ。
(いろんな意味で)すごかったのが稲田さん。特に重点的に質問をしていたのは外国人地方参政権の問題です。他にも千葉大臣のシンガンス釈放嘆願書の署名問題、夫婦別姓など、民放ではなんとなく「タブーになってんじゃないの?」と思われる内容でした。
これらの問題に対する個人的な思いはさておき、今回「おかしいな?」という違和感を感じたのはNHKの「特定の1日だけなぜ放送をしなかったのか?」ということです。
いろんな理由があるのかもしれませんが、仮にNHKがこれらの質問・答弁を放送することになんらかのバイアスがかかり、「まずいからやめとこう」と判断したのであれば、それはNHKの放送の公共性に反することになるのではないかと思ってしまいます。
様々な考えを持った方々が国会議員にはおられると思います。その中の特定の考えを持つ人の質問については放送しない。これはNHKが自分達の意にそぐわない思想を排除する、世論操作になっているのではないかとも思えてしまいます。
国民から受信料をとっているんだから、日本の国家天下をやりとりしている国会の中継くらい、全部放送すべきではないですか。
純粋に「なぜ?」とおもってしまうわけです。なので、今回はNHKに質問をしてみようと思います。
もしも回答がきたら、後日ご紹介しますね。
#日々感謝 m(_ _)m