YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

映画「SP 革命編」を見た感想(少々ネタばれあり)(内容訂正しました)

少し前ですが、映画「SP 革命編」を観に行きました。私は、ドラマのSPを少ししか見たことがありません。ですので、登場人物の背景はWebでチェックした程度しか知らない状態でとりあえず挑みました。



トーリーの説明や内容の説明は割愛します。ネタばれしすぎるのもね。。
なので、自分が思ったことをつらつらと。



国会議事堂の衆議院本会議場を占拠し、テロ行為(映画では革命と言っています)を行っていく過程は、実に鮮やかでよく調べて考え抜かれているなあと感心しました。







この映画用に、本物の国会議事堂そっくりのセットが使われています。よく、許可を出したなぁ。。。と思って見ていましたが、でるわけないか。以前、衆議院の本会議を傍聴しにいったことがあり、そのときに見た様子と本当に変わらなかったので、ゆめセットとは思いもしませんでした。いやー、やられた。

傍聴したときの様子はこちら。

(本物の国会議事堂でのロケだと書いていましたが、修正しました。セットだったんですね。本物とすっかり思いこんでいました。ちゃんと調べて書けばよかった。。asayu615さん、ご指摘ありがとうございました。)


そして、この革命の主犯者である尾形を演じる堤真一さんがまあ渋い。で、改めて背が高い!岡田さんと並ぶと余計それを感じます。






この主犯者井上(SPチームの上司)が潜り込ませた自分の部下達の見事な活躍でこのテロは鎮圧されます。




ただ。。。。



主人公井上が所属するSPチーム4人で、数十人はいようかというテロ集団、しかも半分くらいは同じSPに立ち向かいやっつけてしまうってのは、あまりにも都合がよすぎるような気が・・・



特に、最後の本会議場への突入はゴルゴ13並みの活躍です。本会議場の中に点在しているテロリスト「だけ」をほぼ1発で仕留めていき、議員にまったくけが人が出ないって。。。どんだけ正確無比な射撃なんだよ。。



言うことをきかせるために爆弾ジャケットを背負わされた議員ひとりくらい、テロリストがやけくそで押して爆発してしまっても不思議ではないのに。。(そこまで腹が据わってなかったといえばそれまでですが。)



映画自身も、まだ続きがあるような含みを持たせて終了しています。これ、まだ続編もしくはスピンアウト系の映画が出てくるかもしれませんね。



映画に使われている音楽はすばらしい。「SPのテーマ」は名曲です。かっこいい。間違いなく私のお気に入り曲のひとつです。今はランニングのときに聞く曲のひとつにはいっています。





さて、この映画には、現在の社会にたいする痛烈な批判がこめられています。特に政治に対する不満、不信、落胆。しかし、それを打破するために武力で恫喝し、事を成し遂げられてしまうようなことがあったとしたらその時点で、日本の先達が作り上げてきた民主主義は終焉を迎えます。間違いなく国の信用は失墜するでしょう。



暴力による革命はあってはならないことです。どれだけ政治が腐敗していても。それを正すことが「大義」であっても。その先にはまた暴力の連鎖が続いていくことでしょう。過去の歴史が教えてくれます。



とまあ、最後は方向がずれてしまいましたが、背後に流れている前作からのストーリーを把握して見れば言うことなしですが、この映画だけでもまあ、アクションものとしては楽しめるかなと思います。







さて、SPの感想はこのくらいにして、実は、今すごく見たい邦画があります。それは「プリンセストヨトミ」です。とにかくストーリーの発想がおもしろそうです。目下、小説を読んでおります。その上で是非みたいと思います。




今日はこのへんで。さよなら、さよなら、さよなら。




#日々感謝 m(_ _)m