YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

野田内閣をいろんな視点から見てみる

さて、保身のみで総理の座に居座っていたと言われても仕方ない位働かなかった、いや日本国の地位と国力を著しく貶めた管内閣がようやく終わり、新しく野田内閣が誕生しました。



この野田政権の閣僚人事について、いろいろな点から見てみたいなと思います。



そもそも党執行部人事で幹事長に、よりによって小沢グループで、しかもあの日教組と深く深くつながっている輿石東氏を持ってくる時点で「終わった」と思ったわけですが、閣僚についてはどうなのでしょうか。(ちなみに、野田総理は幹事長については、もともと小沢グループで、小沢氏に対しものを言える存在として輿石氏しかいないと考えていたようです。)




今回、初入閣者が17人中10人となります。これは政権交代してから間がないわですから仕方ない部分もありますが、それにしてものっけから防衛大臣一川保夫大臣が「(私は)素人だが、これが本当のシビリアンコントロール文民統制)だ」などと耳を疑うような発言。個人的には、私は防衛大臣には長島昭久議員になってほしかった。


円高、デフレなど待った無しの状態。そんな中財務大臣にはこれまた安全保障が専門の安住淳大臣。財務省とやりあえるのか。そのまま財務省のいいなりになってしまうのではないか。非常に不安です。


尖閣諸島竹島北方領土と多くの領土問題に関して、鳩山-菅が弱腰なために好き放題につけ込まれてしまった今、非常に厳しい舵取りが必要とされる外務大臣には玄場光一郎大臣。この人に、国益を考えた外交を行えるか。個人的には成長を期待しています。中日新聞にとても良いコラムがありました。よければどうぞ。(こちらです)



許せない入閣が法務大臣平岡秀夫大臣ですが、この人、こんな人なのです。。およそ法務大臣などには似つかわしくないお方です。千葉景子といい、江田五月といい、この平岡といい、なんで法務大臣にこんなのばっか選ぶんだよ!



もうひとつ納得いかないのが国家公安委員会委員長であり、拉致問題担当に就任した山岡賢次議員。。外国人地方参政権にも賛成の立場をとっているような人をなんでこんなポジションに・・・。拉致被害者の家族会との面談でもやる気なし。(こちら参照)



で、一番納得いかないのが、内閣府特命担当大臣(防災担当)の平野達男大臣と内閣府特命担当大臣原子力損害賠償支援機構担当)の細野豪志大臣の留任です。「継続性を重視した」と言いますが、はっきり言って、菅内閣で彼らは何をしたというのでしょうか。結局、菅内閣東日本大震災の復興は遅々として進まず、原発にしても収束・除染は遅れに遅れています。本来であれば責任をとって更迭ではないのでしょうか。




平均年齢は58.3歳。40代が5人、50代が3人、60代が9人、70代が1人。バランスとしてはいいのではないかと思います。


派閥(グループ)別で言うと、以下のようになります。

野田グループ 3人
小沢グループ 3人
前原グループ 4人
川端グループ 1人
近藤・平岡グループ 1人
玄葉グループ 1人
鹿野グループ 1人
羽田グループ 1人
横路グループ 1人
国民新党   1人

どこかのグループに大きく偏っているわけでなく、確かにいろんなグループに配慮したんだなぁという感じがします。


男女比でいくと、男性15人、女性2人。蓮舫大臣は公務員改革がまかされるが、いろんな天下り団体を多数作り、定年後の「特権年金」とばかりに多くの税金を吸い取って行く仕組みの根絶こそが最大の指名じゃないかと思う。公務員も経済活動を行う日本国民である。ただ人員削減に終止するだけだと逆に消費をする人を減らすだけになり、場合によっては経済に悪影響となる恐れがある。



どんな政権でも100点満点というものはないと思いますが、とにかく東日本の復興と原発収束、経済立て直し、外交立て直し、教育改革などなど待った無しの案件が目白押しです。野田総理にはリーダーシップを発揮して、がんばってもらいたいと思います。同時に日本国を自ら貶めるような外国人地方参政権や、人権擁護法案などを成立させないよう、目を光らせなければならないと思います。



とりあえずこんなところで。




#日々感謝 m(_ _)m