YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

新藤義孝代議士のオープンタウンミーティングに参加してきた

今日、仕事終わりに隣町の川口市から選出されている衆議院議員新藤義孝代議士のタウンミーティングに参加してきました。


新藤代議士は、先日のブログでも書きました、新潟県沖のメタンハイドレートの民間での調査に同行された唯一の国会議員です。今回の調査の件について、ぜひライブで話を聞きたいと思っていたところ、ちょうど月例でやられているオープンタウンミーティングがちょうど開かれるということで、参加してきたのでした。


このオープンタウンミーティング、ご自身の選挙区民だけでなく、だれでも参加できるのです。ですから、私のように隣の選挙区の人であったり、中には東京都、千葉県、神奈川県から参加されていた方もいらっしゃいました。



場所はJR川口駅からすぐのキュポ・ラ4階の多目的ホール(?)で開催されました。会場に入ると、ざっと見た感じで約100席ほどの椅子が用意されており、すでに10名ほどの参加者が着席されておりました。最終的には半分位の席が埋まっていたかなと思います。



夜7時になり、新藤代議士の登場です。そして、この会のルールについて少し話をされます。できるだけたくさんの方の質問にお答えしたいので基本一問一答とすること、施設の関係で、20時45分くらいには終わらせたいことなどです。(この時刻に終わることはまずないそうですがw今回もそうでしたw)


たいへん目力のある、エネルギッシュな方だという印象を受けました。




まず参加者から質問を受けます。質問はざっと以下のようなことでした。


尖閣諸島について、東京都が購入することをどう思うか。
・先週参加されたメタハイの調査について、どのように考えられているか、また調査
 結果を直に見られて、直近での国会での活動をどうされようと考えているか。
・蕨陸橋の建設の件について
政党交付金について、無駄を省くという意味では、政党助成金を削ればいいのでは?
教育基本法の改正についての見解をお聞きしたい。
日教組について、どう思われるか。
著作権法改正について、なぜあのような法案を通してしまったのか。



ちなみにメタハイの質問をしたのは私ですwそして、今回、新藤代議士もメタハイ調査のことについては報告しようと思っていたようで、2時間のミーティングのうち1時間30分をこの件で費やされました(笑)


驚いたのは、新藤代議士がメタンハイドレートを知っている人と聞いたら、参加者のほぼ全員が手を挙げたことです。これには本当に驚きました。



そして、メタンハイドレートとは何か、これが日本の自主資源としての可能性があること、日本海側には結晶で表面に露出しているため、泡の柱(プルーム)ができていること、熱生成起源なのでひょっとしたら無尽蔵の資源かもしれないこと、この資源を取得するということで、かつての石炭鉱山の町ができていたように、大きな産業が生まれる可能性を持っていることなどなど、わかりやすい言葉で説明されていきます。また現地でビデオ撮影した様子を上映し、それをみなで鑑賞しました。



さらにこの調査の内容について、パネルを使って説明されます。



太平洋側の調査研究にも視察に行かれています。それについても説明を行われています。




写真の細長い柱がメタンハイドレートの柱です。これだけで東京スカイツリーよりも高い700mもの高さなのだそうです。





話を聞いておられるかたからも、「へぇー」という声が聞こえてきます。ご承知の方も多いと思いますが、現在日本政府がメタンハイドレートの調査をしているのは太平洋側です。日本海の調査には、なんと予算がついていないのです。ですので、新藤代議士が進めていこうとされているのは、


・日本近海でどれだけの埋蔵量があるのかを正確に調査する
・結晶状のメタンハイドレートを取り出す方法の研究
・日本の海洋資源を戦略的に開発する


これらの活動に法的根拠をもたせてやるための法案を提出していくということでした。


他にも尖閣諸島などの問題は、領土問題だけでなく、海洋資源開発の問題も大きくかかわっていることなどをおりまぜつつ、話を展開されました。


それから、ひとつ私の疑問が解けたことがありました。先日、自民党が発表した日本国憲法改正案の中に、「家族」についての定義がありました。私は、なぜこんな当たり前のことが規定されているのかなと不思議におもっていたのですが、この家族条項を提起されたのは新藤代議士だったのです。


なぜ盛り込まれたのかといいますと、

「教育の原点には、親を敬い、家族を大切にすることがある。そうすることで周りの人(地域の人)を大切できる。つまり、家族というものがすべての原点である。この家族の重要さが規定された基本法がない。だから憲法に盛り込んだ」


ということでした。


へぇーーー、そうだったのか。そういう経緯で家族条項は盛り込まれたのか。なるほど、納得しました。さらには、民主党の掲げる、「子供は社会が育てる」という哲学を真っ向から否定されていました。本来、子供は親が育てるべきもの。だから、親が育てるということができるような社会にしていくべきということをおっしゃっていました。


ミーティング終了間際、最後の質問に立たれた若い方が、著作権法改正案が通ってしまったことに対して大激怒し、「あなたがたはなぜこんな法案を通してしまったのだ!」と厳しく問い詰める場面もありました。


しかし、さすが代議士、そんな方と対峙しても、まったくビビるということはありません。


「あなたの怒りはもっともだ。きちんとこの思いを国政に伝える」と回答されていました。必要以上に委縮しないのは、経験と場数なんだろうなぁと思いました。



そしてミーティングが終わる際、会場を出るときに代議士自ら一人ひとりを見送ってくださいました。そのとき、あつかましくもツーショット写真をお願いしたところ、快諾してくださいました。




新藤先生、ありがとうございました!



今回のオープンタウンミーティングに参加して感じたことは、新藤代議士は、本当に領土、領海のことや憲法のことなど、国の根本の部分を本気で変えようを活動されている「国士」なんだなと感じました。ふつう、自分の選挙区での報告会であれば、もっと地域に密着した話になりそうなものですが、国という単位の大きな話をされるわけですから。そしてそれが支持されているわけですからね。



これを機に、自分の選挙区の代議士のミーティングにも参加してみようと思いました。やはり、直接会わないとわからないことって多いですね。



次回7月のミーティングにも参加したいと思います。



日々感謝 m(_ _)m