ロンドンオリンピック、日本卓球界が待ちこがれた瞬間の到来(少し修正しました)
その瞬間、平野と石川は抱き合い、顔が涙で崩れた。福原も監督と抱き合い、歓喜の涙を流した。監督の目は真っ赤になっていた。
それを見た私も泣けた。うれしくて、うれしくて、涙がこみ上げて来た。
ツイッターやフェイズブックの向こう側にもきっと同じように涙した人達が多かったにちがいない。
卓球団体女子がシンガポールをストレートで破り、決勝に進出した。そう、銀メダル以上が確定、日本としては、悲願のオリンピックでのメダル獲得が確定したのである。
かつては日本のお家芸と言われた卓球。世界で勝ち続けていたのはもうはるか昔。1988年のソウルオリンピックで卓球が正式種目となってからは一度もメダルを獲得していなかった。
コツコツと日本復活のために選手強化に取り組んで来た日本卓球関係者。世界へどんどん出て行き試合を重ね、レベルアップをはかる。国際試合に慣れて行く。そうした取り組みがついに花開いたと言える。
福原はプレッシャーがかかる中、第1ゲームを見事に競り勝った。もはや精神的にどうとか言う必要はない。本当に崩れなかった。
石川は福原の勝利の流れをそのまま引き継ぎ、圧倒的な強さで勝ち切った。
そして平野、石川のダブルス。まったく不安を感じさせなかった。強かった。2人は声を掛け合い、応援し、試合中なんども会話し、そのコンビネーションはまったく負けそうな気がしなかった。
あぁ、ついにメダルが決まったんだな。
福原選手、石川選手、平野選手、あなたたちは、私たち日本卓球プレーヤーの誇りです。
しかし、まだ決勝が残っている。相手は中国と韓国の対戦勝者。おそらく中国が勝ち上がるだろう。もてる力すべてをぶつけてほしい。
目指せ金メダル!
#日々感謝 m(_ _)m